海外・帰国生へのメッセージ (質問をクリックすると回答が表示されます)
帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
帰国生入試での入学者も、一般入試での入学者とクラスは混合です(RegularクラスかAdvancedクラス)。ただし、英語の授業については取り出し授業を行っており、帰国生や海外生活体験者(英語圏)、英語の学習経験がある者には、「SSコース」「経験者コース」を設置しています。
帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
帰国生向け(特に英検2級レベル以上)の英語授業として、「SSコース」を設置(週6時間)。同コースでは、ネイティブ教員によるオールイングリッシュの授業にて、英語でのプレゼンテーション、英字新聞の多読、エッセイの練習などを行っています。「ソーシャルイシュー」(社会問題)に触れながら、そこで用いられている実践的な単語や表現方法を学びます。次に、自分の考えをまとめて意見を述べたり、ディスカッションしたりします。ソーシャルイシューを取り入れることで、内容の濃い議論ができ、単に英語の表現を学ぶことにとどまらない充実した授業となっています。また、英検準2級~3級の中1生の英語授業として「英語経験者コース」も設置しています。
入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
海外での貴重な生活体験を誇りにして、自信を持って学校生活が送れるように環境を整えることを意識しています。日本の学校生活への不安は、一人ひとり違うので、個々の生徒に対して実情をしっかり把握することを心掛けています。 本校ではオンリーワン教育を心がけており、生徒一人ひとりの賜物を大切にし、それぞれの環境や学習状況を踏まえた授業を展開しています。また、帰国生一人ひとりについて教員内で情報交換をしながら関連各署と連携をとっています。
帰国生が入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
校内見学や体験授業などの学校説明会にご参加いただき、この雰囲気なら、こんな生徒と一緒なら自分はやっていけるなどを、事前に確認していただきたいと思います。学校説明会だけでなく、事前にアポイントいただければ可能な限りご案内いたしますので、ぜひ一度ご来校ください。
帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
キリスト教学校として「海外に門を開く」ことを使命と考えて、帰国生受入れ校として信頼されるよう教育内容の整備をすすめています。例えば、本校では海外研修を豊富にご用意しております。タイなどのアジア圏でのプロジェクト実践型の海外研修や、3ヶ月のニュージーランド留学、1年間のアメリカ・カナダへの提携校留学といったプログラムをそろえています。また、海外大学進学も積極的に推進・サポートしており、2020年春にはペンシルバニア大学・ワシントン大学・トロント大学・ブリティッシュコロンビア大学などの海外難関大学への合格および進学も実現しています。
これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
帰国生は日本の小学校で学んだ生徒と異なる生活を経験しているので、お互いに刺激になる面がたくさんあります。帰国生が加わった集団は、幅と膨らみのある豊かな集団が形成されていくことを実感しています。例えば、ドイツからの帰国生は、自分でSDGsに関する学生団体を立ち上げ、他校生徒も巻き込んだ活動を積極的に展開しており(2020年度第4回日経ソーシャルビジネスコンテスト「学生部門賞」を受賞)、帰国生・国内生関係なく、相乗効果を発揮しています。帰国生は比較的その火付け役になる傾向があります。
帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
異文化を受け入れる土壌があります。暖かくみなさんを迎え入れますので、居心地のよさを感じていただけると思います。未履修の分野も学内塾でマンツーマンで対応します。3~6ヶ月で多くの皆さんが追いつきます。(別料金)
帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
[来校型入試]
A方式
英語と面接です。英検で中学:準2~2級程度、高校:2級~準1級程度の内容です。面接では英語でのコミュニケーション能力も判定いたします。
B方式
筆記試験は、中学は国語・算数、高校は英語・思考力です。国語の文章題は、文章全体を正確に把握できるように学習してください。算数は計算のルールを理解し、比や割合の問題等々に対応できるように心がけてください。高校の英語は英検準2級程度の内容です。中学・高校とも合格ラインはおよそ60%前後です(中学アドバンスト合格は80%を想定)。面接は日本語で行います。小学校時代、中学校時代の活動や聖学院への志望動機などを質問させて頂きます。
A方式
英語と面接です。英検で中学:準2~2級程度、高校:2級~準1級程度の内容です。面接では英語でのコミュニケーション能力も判定いたします。
B方式
筆記試験は、中学は国語・算数、高校は英語・思考力です。国語の文章題は、文章全体を正確に把握できるように学習してください。算数は計算のルールを理解し、比や割合の問題等々に対応できるように心がけてください。高校の英語は英検準2級程度の内容です。中学・高校とも合格ラインはおよそ60%前後です(中学アドバンスト合格は80%を想定)。面接は日本語で行います。小学校時代、中学校時代の活動や聖学院への志望動機などを質問させて頂きます。