それではまず、お二人の海外経験について聞かせてください。
Y.H 私は小学1年生から4年生までをシンガポールで過ごし、そして小学5年生から中学1年生までを中国・香港で過ごしました。 海外に住み始めた頃は、看板に書いてあることが理解できないなど英語ができなくて、困ったことがたくさんありました。また、シンガポールで通っていた日本人学校では英語の授業はオールイングリッシュだったので、授業についていくのが大変でしたね。なので、海外にいる間はなるべく英語に触れようと思い、積極的に現地の方とコミュニケーションをとるようにしていました。
現地との方と積極的に交流するのは良いですね。香港の日本人学校はグローバルクラスに所属していたとお聞きしました。普通の日本人学校と何か違いましたか?
Y.H グローバルクラスは算数と理科がネイティブの先生によるオールイングリッシュでした。国語と社会は日本人の先生ですが、インターの気分も味わえる雰囲気です。
コロナの影響はどうでしたか?
Y.H 香港は規制が厳しかったですね。外出もできず、授業はほんどオンラインで運動不足になりました。でも、ポジティブに考えるとすごく時間が増えたので、その時間を活かして英語を鍛えようと外国の映画をたくさん見ていました。
前向き思考で素晴らしいです。H.Tさんも海外での経験を教えてもらえますか?
H.T 私は小学2年生から4年生までをシンガポールで過ごし、中学1年生から高校1年生をオーストラリア・シドニーで過ごしました。シンガポールは一年中暑いので、かなり頻繁にプールの授業があったのが印象的でしたね。
シンガポールでは日本人学校、オーストラリアでは現地校に通っていたのですよね?
H.T シンガポールでは日本人学校に通っていましたが、週4~5時間はネイティブの先生の授業がありました。はじめは英語ができず、授業が理解できなかったのがつらかったですね。先生や友達に積極的に質問したり、補習授業を受けたりしていました。
オーストラリアは現地校です。シンガポールに住んでいた経験があるので、英語はまあまあできていたはずなのですが少し抜けていて、はじめ授業についていくのが大変でした。幸い仲の良い友だちができたので、わからないところを質問したり、学校の補習を利用したり先生を頼ったりして授業の理解を深めました。同級生の日本人は男の子ばかりで女の子はいなかったのですが、現地の生徒や下の学年の子たちと仲良くしていました。海外の場合、学年・年齢をあまり気にしないので、その点良いですね。
次は帰国生編入試験について聞いていきたいと思います。中学生のY.Hさんは急に帰国が決まり、昨年の11月に編入試験を受けたと聞きました。学校はどのように探しましたか?
Y.H 帰国を知らされたのは帰国予定日の半年くらい前です。そこから、すぐに学校を探し始めました。当時、香港は対コロナの隔離政策が厳しくて、気軽に帰国して学校見学をするという訳にはいきませんでした。なので、はじめはもっぱらwebで情報収集をしていました。実際に調べ始めると、次第に受験に対する意識も高まってきましたね。夏休みに少しコロナが落ち着いてきたので、実際に学校見学にも行きました。大妻中野は柔軟に訪問日程や時間を調整してくれたので、気になっていた部活や英語室を見学することができてとても良かったです。
最終的に大妻中野に決めた理由は何でしたか?
Y.H 私が学校を選ぶ時に重視していたのは、まず英語に力をいれている学校かどうかです。大妻中野はハイレベルな英語のプログラムが実施されており、入学後、自分の英語能力を更に伸ばせそうだと思いました。また、チアリーディングを続けたかったので、チアリーディング部がある学校というのも譲れませんでした。英語に特化していてチアリーディング部のある大妻中野との出会いは、まさに運命でしたね(笑)。 自分のやりたいことがある学校が大妻中野だったので、もうそこしかないと思いました。あと、大妻中野の先生方には丁寧に対応していただき、頻繁にやり取りをしてくださったのを覚えています。そういったところも安心できました。
オンラインでの編入試験はいかがでしたか?
Y.H オンラインは、参考になる過去問が少なかったのに困りました。試験の3ヶ月くらい前から面接や志望理由の書き方を練習しました。特に夏休みの間は志望理由を重点的に何度も書き直して仕上げましたね。面接では自己紹介や志望理由の他に、時事ニュースなども調べて準備をしました。実際に面接で「最近興味のあるニュース」について聞かれたときはビックリしました(笑)。
興味のあるニュースですが、何て答えましたか?
Y.H 世界的な気候変動ついて答えました。その時に、国連に興味があるという話もしたのですが、そこも掘り下げて質問されましたね。時事ニュースは調べておいて良かったです。
受験を考えている後輩に向けて何かアドバイスはありますか?
Y.H 海外にいるうちに色々なことを経験して、面接でアピールできるようなエピソードをたくさん作っておくと良いと思います。また、英語の他に、日本語の勉強もきちんとしておくのは大切です。面接で自分の言いたいことがあっても、日本語できちんと表現できないと相手にうまく伝わらないことがあります。それは、とてももったいないので、日本語での受け答えも練習しておいた方が良いですね。志望理由書も日本語ですし、英語の勉強に偏りすぎないことをおすすめします。
高校生のH.Tさんは今年の4月入学の編入試験を受けたと聞きました。どのように学校を決めましたか?
H.T 実は私、元々大妻中野生です。中学1年生の時に、親の再赴任に伴って転出しました。中学受験で大妻中野を選んだのは、学校の雰囲気ですね。小学6年生の時に大妻中野の「帰国小学生英語保持講座」に通っていましたが、その時の学校の明るい雰囲気や生徒さんののびのびとした様子が良いなあと感じて受験しました。入学してすぐに転出してしまったのですが(笑)。ちなみに、姉が大妻中野の生徒だったことも大きいです。毎日楽しそうに過ごしているのを身近で見ていましたので。そういったわけで、元々気に入っていた学校だったので、他の学校は考えず大妻中野一本に決めました。
「帰国小学生英語保持講座」に参加していたのですね。
H.T 毎週土曜日に開催していて、私の通っていた時は15人ほど参加していました。シンガポールで知り合った子とこの講座で再会しました(笑)。学校の近所に住んでいる子だけではなく、色々な地域からみな通っていましたね。英語のレッスンが受けられるのももちろんですが、入学する前から学校の雰囲気を味わえるのも良かったですね。
◆帰国小学生英語保持講座◆
帰国小学生及び英語を学んでいる小学生(いずれも女子のみ)の英語力保持・発展を目的として、北米の授業スタイルで行う英語講座で、本校の専任アメリカ人教諭が担当します。2023年度で18年目を迎え、当初より無料での取り組みは地域からも教育を通しての社会貢献として評価をいただいています。詳しくはこちらからご確認ください。
編入試験自体はどうでしたか?
H.T 試験は志望理由書と面接のみです。面接対策として、面接でよく聞かれる基本的な質問、志望理由や自己紹介、自分の体験や経験について整理しました。試験当日は特に問題なかったと思います。なお、編入試験に合わせて、英検2級の取得も目指しました。
これから受験を考えている後輩に向けて何かアドバイスはありますか?
H.T 面接では日本人とネイティブの先生の二人から質問されます。日本語でも英語でも質問されるので、両方できちんと受け答えができないといけません。話す内容は自己紹介や志望動機、最近のニュースなど一般的なものでよいので事前に想定して練習すると良いですね。
高校2年生の編入は色々と大変かと思います。編入後を考えて、帰国までの過ごし方や勉強の取り組み方などのアドバイスもあればお願いします。
H.T 海外の現地校に通っているとそちらの勉強もしないといけないので、あれもこれもやるのは大変なのですが、日本の勉強もしておいた方が良いです。数学は海外の方が圧倒的に簡単です。日本と習う内容がかなり違います。また、すべての教科に関係するので、最低限、国語はきちんと勉強しておくことをおすすめします。高校生は中学生で学習した内容を前提に授業が進んでいきます。なので、海外にいるうちは毎日5分、10分でもよいので、国語に触れておくのは大切だと思います。
◆編入試験◆
大妻中野は帰国生教育校として、できる限り柔軟に編入に対応をしています。編入時期は本校の各学期の始めに合わせ、基本的に年に3回、4月、9月、1月からです。それに対応して、原則として 3 月、7 月、12 月に編入試験を実施します。ただし、急な帰国の場合は、学期途中からでも対応します。また、海外と日本の学校との学事歴ギャップなどが生じる場合も、相談の上、対応できることがあります。 なお、 2020年度より、コロナ禍に伴う一時帰国困難などのケースに対応して、現地からオンラインによる編入学試験を実施もしております。いずれの場合も編入の受け入れは、学年により在籍人数、学則定員などにより出来ない場合もありますので、必ず、事前に相談ください。
編入試験についてはこちらからご確認ください。
次に大妻中野での学校生活について聞いていきましょう。入学前に不安に思っていたことはありますか?
Y.H 日本の学校に通うのが初めてだったので、人間関係がうまくいくかなど不安でした。でも、クラスメイトがみなとてもオープンで、初対面でもたくさん質問してくれたのがうれしかったです。周りが積極的に話しかけてくれるので、友達もすぐにできました。
Y.Hさんのように、編入してくる海外・帰国生は多いですか?
Y.H 私と同じように、今年の4月に編入してきた子がクラスにもう一人いました。こればかりはタイミングですが、同じ時期に編入する仲間がいるのは心強かったですね。既に人間関係が出来ている中に入っていくのは不安でしたが、大妻中野は帰国生や転編入生が多いので、みんな出会いと別れに慣れていますね(笑)。入学してみたら、シンガポールで同じ日本人学校に通っていた友だちがいて驚きました。また、私は海外にいたときからチアリーディングをやっていて、大妻中野でもチアリーディング部に所属しているのですが、海外の同じチームに所属していた子とも再会できました。知っている子がいるとすぐに仲良くなれますし、その子がまた別の友だちを紹介してくれるので、交友関係が広がりました。はじめは不安もありましたが、帰国生が当たり前にいる環境は安心できましたね。
H.Tさんは2か月前に編入したばかりですね。大妻中野に戻るにあたって不安に思っていたことはありますか?
H.T 現地校に通っていて、いわゆる日本の教科の勉強をほとんどしていなかったので授業についていけるか不安でした。さきほどお話した受験を控えている後輩たちへのアドバイスは、私の事例を踏まえてのことです(笑)。また、戻ってくるという点においては、中学で一緒だった子たちが私を覚えていてくれているかドキドキしていましたが、私のことを認識してくれていて安心しました(笑)。
授業はどうですか?必死についていっている状況ですか?
H.T そうですね。海外と日本では授業の進度が違うので大変です。特に苦労しているのは国語の授業ですね。古典や品詞分解などはじめて触れるものばかりで日々奮戦しています。つい最近、中間テストがあったのですが、海外では基本的にパソコンで課題提出だったので日本式のテストも受けるのが久しぶりでした。友だちに教科の出題傾向を聞いたり対策をしたり周りの力を借りながら取り組みましたね。結果はもうちょっと頑張れたかなという感じです。次回に向けて努力していきたいと思います。
Y.Hさんは、入学してから学習面で困ったことはありましたか?
Y.H 困ったことは特にありませんでしたが、大妻中野ではMMT(Monday Morning Test)やキクタンといった教科ごとの小テストがたくさんあって、はじめはスケジュールを考ながら勉強するのが大変でした。今はだいぶ慣れましたね。小テスト等の勉強は日々の積み重ねが大切なので、毎回高得点をとれるように頑張っています。
勉強以外の学校生活はどうでしょうか?
Y.H 勉強以外で頑張っているのは部活ですね。いまは春と夏の大会や文化祭に向けて日々練習をしています。チアリーディングは個人ではなくチームで行う競技なので、互いに協力し合うのがとても大切なのです。部活は先輩後輩分け隔てなく、先輩は積極的に教えてくれるし後輩も先輩に話しかけやすい環境で毎日部活は楽しいです。
H.T 私は文化祭が楽しみです。中学生の時に文化祭の準備だけして海外に行ってしまったので、とても悔しい思いをしました。掲示物の準備や教室の装飾の準備までしたのに、実際の文化祭は経験できませんでしたので。また、部活は漫画研究部に所属しています。活動が頻繁にあるわけではないのですが、転入したばかりで慣れないことも多いのでそこが私には合っていると思います。漫画やゲーム、芸能人など同世代の同じ趣味の子とおしゃべりできるのは楽しいです。
◆グローバルリーダーズコース◆
大妻中野では、海外帰国生が在籍生徒の1割以上を占め、日常の学校生活がすでにグローバルの香り溢れ、帰国生のみならず学校全体がグローバル社会におけるダイバーシティ(多様性)を理解し、受け入れ、発信できる環境となっています。海外帰国生とグローバル入試生によって構成される「グローバルリーダーズコース(GLC)」は、大妻中野がすぐそこに迫ってきている「グローバル社会」で活躍できる生徒を育てるための推進力となるコースで、英語に高い関心・意欲を持つ生徒が在籍するクラスです。
英語の授業はAll English授業で、Native教諭が4コマ・日本人教諭が2コマ担当します。英語の授業は、そのレベルに合わせてα・βの少人数2展開となります。詳しくはこちらからご確認ください。
大妻中野といえばグローバルリーダーズコース(以下GLC)ですね。
Y.H 私はαクラスに所属しています。GLCのαクラスではレベルの高いリーディングやプレゼンテーションの授業があります。特に英語の授業ではクラスメイトとも英語でのコミュニケーションとなるので、まるで海外にいるような感じです。大妻中野に入学してから、英語の語彙力が上がっている実感はありますね。英語の授業は週に6時間あります。そのうち4時間がネイティブの先生によるオールイングリッシュの授業です。主にプレゼンテーションやリーディングスキルを身に着ける授業になります。残りの2時間が日本人の先生で、英文法などを学びます。いま、ネイティブの先生の授業では中学3年生から始まるグローバル発表会に向けて、プレゼンテーションの練習をしています。GLCは帰国生がたくさん在籍しているので、同じような海外経験をしている子が身近にいるので心強いですね。また、英語圏から来た生徒もたくさんいるので、その英語力に刺激をもらうこともたくさんあります。GLCがあってよかったと思います。
GLCのネイティブの先生の授業はプロジェクト型学習とのこと。印象に残っているものはありますか?
Y.H 特に印象に残っているのは、去年の3学期に行った自分でビジネスを考える授業ですね。こんなサービスや仕組みがあったら良いなと思うビジネスプランを自身で考案し、英語でプレゼンテーションします。私は、海外旅行の荷物が多くて困ったという経験を元に、空港で服が借りられるサービスを考えて発表しました。自分でビジネスを考えること自体も面白いのですが、みんなの個性的なアイディアを聞いているだけで、発見がたくさんあって楽しいです。英語の勉強にもなりますしね。
H.TさんはGLCでどんな授業を受けていますか?
H.T 私はβクラスに所属しています。高校生も同じように週に6時間、英語の授業があります。4時間がネイティブの先生で2時間が日本人の先生です。ネイティブの先生はボキャブラリーやリーディング、日本人の先生は英文法の授業です。私はβクラスなので、あまり英語でプレゼンテーションやコミュニケーションをする機会は多くないですね。課題が中心です。
GLCがあって良かったと思うことはありますか?
H.T 帰国生の場合、英語以外の教科が一般生のレベルに追いついていないケースがあると思うのですが、帰国生が多く在籍するGLCは、国内生と授業の進度や学力に差があったとしても変に焦ることなく、じっくり勉強に向き合えるので助かっています。
英語以外にフランス語の授業もあるのですよね。
Y.H 中学生は週に1時間フランス語の授業があります。フランスの文化を学びながら、フランス語を学習していきます。こちらも、ネイティブの先生と日本人の先生がいます。クラスにはフランスやフランス語圏からの帰国生がいて、その子たちに気軽に単語の意味を質問できる環境は、大妻中野だからこそだと思います。
H.T 高校生は週2時間あります。フランス語もαとβで分かれます。1時間は教科書に沿って、仏語検定4~5級レベルの内容を授業でやっています。もう1時間は文化学習が中心です。建築や習慣、環境などフランスと日本ではどんな違いがあるか、また逆に共通点があるかを調べ日本語でプレゼンテーションをしています。
Y.H 中学生のフランス語はαとβ一緒です。
◆グローバル教育と帰国生教育◆
大妻中野では、地球市民として世界に貢献できる人材の育成を目指した「グローバル教育」をホールスクールで進めています。SDGs目標達成に向け、身近なところからものの見方や行動を変容させることを目的とした特徴ある外国語教育(英語・フランス語)と自ら課題を設定し、その解決に向けて周囲と協働して取り組んでいける力とマインドセットを養う探究型教育の2つがその柱です。また、多様な人々との協働を体験するための短期、長期にわたる留学プログラムや様々な機関と連携した学びの場を用意しています。
グローバルリーダーズコース(GLC)やフランス語についてはこちらもご参照ください。
次に課外活動についてお聞きしていきたいと思います。Y.Hさんが参加している活動はありますか?
Y.H 「フロンティアプロジェクトチーム」と「アドミッションスタッフ」という活動に参加しています。「フロンティアプロジェクトチーム」はテーマ別にいくつかのグループに分かれていて、私は、大妻中野がある中野区をより住みやすい街にするためにどうすればよいかを考える「中野まちづくりチーム」に参加しています。この活動は中学2年生から参加できるのでまだ始まったばかりなのですが、昨年度の先輩たちは実際に行政と連携し、最後は中野区長の前で発表を行いました。また、「アドミッションスタッフ」は大妻中野の生徒が受験生に向けて、学校の魅力を発信していくグループ活動です。今は文化祭の学校案内について、さまざまな企画を検討しています。私もこの前まで受験生だったので、自分の経験を元に後輩になる次の受験生たちにアドバイスや気持ちの共有ができたら良いなと思い、参加しました。ちなみに大妻中野では、国際系やサイエンス系など幅広いジャンルのプログラムが用意されているので、みんなそれぞれ自分の興味のあるものに参加していますね。
楽しそうな半面、とても忙しそうですね。
Y.H 勉強や部活、課外活動を両立させるためのスケジュール管理がとても大変です。日々予定を考えながら生活しているので、管理能力も身につきそうですね(笑)。
◆中野区長×フロンティア・プロジェクト-タウンミーティング@大妻中野◆
2023年1月21日、本校で、酒井直人中野区長を迎え、フロンティア・プロジェクト・チームとの タウンミーティングを開催しました。このプログラムは、「誰もが住みやすく、活躍できる中野区」を目指す中野区と「自律」、「協働」、「貢献」をスクールミッションに掲げるユネスコ・スクールでもある本校の取り組みがシンクロした貴重な機会。本校ではこのタウンミーティングに、代表して、フロンティア・プロジェクト・チームと有志の希望者40人が参加しました。昨年度の活動の様子はこちらからご確認ください。
帰国したばかりですが、高校2年生のH.Tさんは課外活動というより大学受験がそろそろ具体的になってくる頃でしょうか?
H.T 既にオープンキャンパスにはいくつか参加しています。大妻女子大学の見学にも行きました。今後も気になる大学に参加していく予定です。
将来や進学についてはどう考えていますか?
Y.H 得意なことや英語力を活かして世界で活躍できる仕事に就きたいです。海外で活躍している人に憧れがあって、私もそんな人になれたらと思っています。大妻中野では国際的な取り組みがたくさんあるので、色々な事にチャレンジしてみてその経験から自分のやりたいことを見つけていきたいです。そのために、いまはより高いレベルの英語資格の取得を目指しています。目標は英検1級です。あとはIELTSにもチャレンジしたいですね。
H.T 将来は保育士や幼稚園教諭など子どもに関わる仕事に就きたいと考えています。元々子どもが好きなのに加えて、こども園に通っていたときの保育士の先生が格好良くて私の憧れなのです。なので、卒業後は保育士と幼稚園教諭の資格が同時に取得できる大学を目指しています。今は大学受験を意識して勉強に取り組んでいます。
最後に未来の後輩たちへメッセージをお願いします。
Y.H 海外でできる体験を大切にしてください。大妻中野には海外での経験を活かせる機会がたくさんあります!海外に住んでいる間は、どんどん新しいことにチャレンジして自分が得意なことを伸ばしていってください。大妻中野で待っています。
H.T 高校編入は情報や仲間も少なくて心細いこともあるかと思います。大妻中野は帰国生が多いので、同じような経験をしてきた友だちがたくさんできます。安心してください。
ありがとうございます。それでは皆さん、本日は長時間ありがとうございました。