
こんにちは。本日はご協力ありがとうございます。ざっくばらんにお話をお聞かせいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。それではまず、それぞれのバックグラウンドについて確認させてください。K.Tさんは7年間、ヨーロッパのルクセンブルクで生活したのですね。ルクセンブルクというと、私も含めどういった国か知らない方が多いのかなと思います。日本と比較してどういった国か教えていただけますか?
K.T ルクセンブルクは、神奈川県とほぼ同じ面積の小さな国です。公用語はルクセンブルク語、ドイツ語、フランス語の3つで、人口の約半数が外国人という非常に国際的な国です。その中で、日本人の割合は少数にとどまっています。
興味深いですね。勉強になります。ルクセンブルクではインターナショナルスクールに通っていたそうですが、楽しかったこと、大変だったことを教えてください。まずは楽しかったことを教えてください。
K.T 様々な国の人々と接し、多様な文化に触れることができました。当時はそれが当たり前の環境でしたが、今振り返ると貴重で面白い経験だったと感じています。また、教科書に頼るのではなく、インターネットや本で調べた内容をレポートにまとめる授業が多かったため、自分で考えて答えを導き出す力を養うことができました。
良い経験ですね。インターナショナルスクールならではと思います。大変だったことはどんなことですか?
K.T アジア人自体が少ないこともあり、学年に日本人は一人か二人しかおらず、私のクラスには私一人だけでした。そのため、最初は言葉が通じず、思うようにコミュニケーションを取ることができませんでした。
それでは続いてR.Sさんにも聞きましょう。R.Sさんは小学3年生から4年間、アメリカ・ミシシッピ州の現地校に通われていたのですね。コロナ禍でのアメリカ生活だったと思いますが、当時の街の様子などはどうでしたか?
R.S 流行当初は皆マスクをし、お店も閉まっている状態でしたが1年ぐらいしたら普通の生活に戻りました。アメリカの方が日本より感染者数が多いことを知り、日本人の友人と怖いねと話していたことは覚えています。
コロナへの考え方・対応は国・都市により様々でしたよね。現地校での学校生活は英語に慣れるまで大変でしたか?
R.S はい。最初は英語が全くできず不安な毎日でした。ESL(英語を母国語としない生徒向けの英語クラス)の先生に少しずつ英語を教えてもらい、また放課後にはチューターさんに付いてもらって英語を勉強しました。一年もしないうちにある程度の英会話ができるようになったのですが、学校の授業では特に理科がとても難しかったです。私が通っていた学校では小学5年生の時に植物の細胞の構造やしくみなどを習いましたが、よくわからず困っていた時、クラスメイトが教えてくれて何とか理解できたことを覚えています。
言語の壁の後は学問の壁ですね。チューターとの学習ですが、週に何回、何時間ぐらい勉強しましたか?
R.S 毎週土曜日に1,2時間、家に来ていただき英語を学びました。英語力が上がっただけでなく、学校以外の場所でわからないことを質問できる人がいるということが何よりも心強く嬉しかったです。
アメリカ生活において異文化を強く感じた出来事を教えてください。
R.S アメリカでは登下校は親が送り迎えをしてくれるため、自然と友達とは家族ぐるみで交流ができました。夕食も毎日家族で取ることができ、家族での会話も日本にいる時より自然と多くなっていました。また、通っていた小学校には多くの国籍(インド・中国・メキシコetc)の生徒がいて、定期的に集まり、母国のソウルフードを持ち寄るイベントなどを通じて異文化を体験することができました。私はライスボールを持っていきました。
日本ではなかなか経験できない素敵な思い出ですね。ありがとうございます。それではS.Iさんにもお聞きしましょう。S.Iさんは小学2年生から3年間、アメリカ・ニューヨーク州で、最初の1年間は日本人学校で、その後現地校に転校して2年間生活したのですね。ニューヨーク州での生活はいかがでしたか?
S.I ニューヨークといっても、マンハッタンから1時間ぐらい離れたところに住んでいましたので、想像されるような都会ではなく、結構田舎でした。
そうでしたか。現地校での勉強で最も苦労した科目はありますか?
S.I 最も苦戦したのは歴史ですね。知らない出来事や知らない人物が次々と出てきました。また、先生は教科書を使わずにプレゼンしながら説明していくスタイルでしたので、この勉強方法に慣れていなくて、ついていくのが大変でした。友達や両親に聞いて理解していきました。
初めてづくしですから大変でしたね。アメリカ生活を通して、楽しかったこと、思い出を教えてください。
S.I 最後の1年間が一番思い出に残っています。日本人学校から現地校に転校した後も日本人の友達と過ごしていましたが、最後の1年間はクラスに日本人が私一人という状況になりました。その中で、まずは一緒にランチを食べる友達を作りたいと思い、自分から積極的に話しかけるようになりました。徐々に会話が弾むようになり仲の良い友達を作ることができたこの経験は、私にとって大きな成長だったと感じています。
帰国生入試について聞いていきたいと思います。皆さんは編入ではなく全員中学帰国生入試を経験されたのですね。K.Tさんは本帰国が小学6年生の3月ですから入試は一時帰国をして受験したと思います。学校選びはどのように進めたか覚えていますか?
K.T 帰国生入試が実施されていることが前提条件でした。国語・数学・英語の三教科で受験でき、通学のしやすさや英語の取り出し授業があるかどうかも重視しました。その上で自分の学力レベルに合っているかなどを考慮して志望校を選びました。
今言ってくれたことはどなたが主導で調べたのですか?
K.T 両親は中学受験をするかどうかの判断を私に任せてくれたため、自分なりに中学受験のメリットについて調べて考えました。受験することを決めた後は、両親のサポートを受けながら一緒に志望校を探しました。
頼もしい小学6年生でしたね。成蹊が良いなと思ったのはどんなところですか?
K.T 国際学級があったからです。
国際学級での学校生活はイメージ通りでしたか?
K.T 私は6年間海外で暮らしていたため、国際学級に入っても比較的海外経験が豊富な方だと思っていました。しかし、成蹊の国際学級には、私よりも長い海外生活を送ってきた帰国生が多く、まるで外国人かのような雰囲気を持つ生徒ばかりで驚きました。
そうだったのですね。受験に向けての対策はどのようにしましたか?
K.T JOBAで作文と面接練習をしてもらいました。
K.TさんとJOBAは接点があったのですね。それでは続いてR.Sさんにも教えてもらいましょう。R.Sさんの本帰国は小学6年生の12月ですね。中学入学前から留学に興味を持っていたと聞いていますが、それはなぜですか?
R.S アメリカでの生活のような海外経験をもう一度してみたいという思いがありました。また、海外の学校に留学してボランティア活動やSDGsに関する取り組みを行いたいとも考えていたためです。留学を通じて様々な国の人々と交流して互いの意見を出し合うことで、視野を広げることができると感じていました。
素晴らしい。そうすると留学制度の充実が学校選びのポイントになったと思いますが、成蹊はいかがでしたか?
R.S 成蹊は留学制度が充実していると感じました。また、一時帰国中の私のために個別対応してくださりました。生物室や図書館など施設を見学したり、また帰国生の学校生活の様子や活躍を紹介してもらい、入学後の自分の姿がイメージできたと思います。
個別対応は大変助かりますね。成蹊の生物室は驚いたのではないですか。様々な学校におじゃましていますが、標本など他校にはない充実ぶりだと思います。受験勉強で困ったことはありましたか?
R.S アメリカにいた時はオンラインの塾で一人で勉強していたため、どうしても受験する実感があまりわかず、勉強に対する集中力に波があったことです。
帰国生の場合、他の受験生がまわりにいないことも多いので、自身でしっかり管理しないといけないのは大変ですよね。そういった意味では、我々JOBAも行っている多くの学校が参加する海外・帰国生向けの進学相談会に参加すると、受験生の多さを感じることができるので良いのではと思うのですが、夏の一時帰国でそのような進学相談会には参加しましたか?
一同 いえ、存在を知りませんでした。
そうでしたか。ぜひこれから受験を控えている方には参加していただきたい相談会です。それではS.Iさんにも教えてもらいましょう。S.Iさんは小学5年生の7月に本帰国ですから、K.TさんやR.Sさんと異なり、周りに受験生がいる環境だったのかなと思います。塾には通っていましたか?
S.I はい。ただ、個別の塾ということもあり、受験生としての意識はあまりありませんでした。志望校は夏に決めました。自宅からの近さと大学進学実績などをポイントにしました。
電車やバスに乗りなれていない帰国生は多いですから近いというのは大事ですよね。成蹊に決めた大きな理由は何でしょうか?
S.I 姉の付き添いで成蹊を訪問したことがあり、小さい時から印象に残っていました。また、調べたら少人数の国際学級があると知って、それに惹かれて成蹊に決めました。
国際学級を魅力に感じる方は多いのですね。また、成蹊は訪問するとわかるのですが自然豊かな環境も良いですよね。都心でありながらこの敷地の広さは素晴らしいと思います。
S.I はい、緑が多く気持ち良い環境だなと私も思いました。
◆2026年度 成蹊中学・高等学校 帰国生入試・編入試の最新情報◆
【中学】国際学級入試:試験日:2025年12月23日(火)
一般入試(帰国生枠):2026年2月1日(日)
中学2年編入試:試験日:2025年12月23日(火)
【高校】推薦入試:2026年1月22日(木)
帰国生入試:2026年1月22日(木)
一般入試:2026年2月10日(火)
高校2年編入試:2026年3月12日(木)
募集要項などの公開はこれからになります。学校説明会・学校見学・公開行事なども含め、随時HPにアップしていきます。
それでは成蹊でどのように過ごされているのか、勉強面とそれ以外で分けて聞いていきたいと思います。まずは勉強面です。K.Tさんからお聞きします。さきほど少しお話いただきましたが、中学1年の国際学級について教えてもらいましょう。国際学級は中学1年の1年間ですよね。帰国生は一人ひとりバックグラウンドが異なるので、海外で学習してきた内容は人によって違うのかなと思います。授業の進め方はどんな感じでしょうか?
K.T 15名という小規模なクラスですので、ある意味個別指導に近いところがあったかもしれません。
人数が少ないとそうかもしれませんね。国際学級が1年間で終わったら一般学級に移行するわけですが、英語の授業は一般生と別のクラスが用意されているのですよね。中学2年生・3年生時、「帰国生英語特設クラス」があると聞いています。K.Tさんがルクセンブルクのインターナショナルスクールで経験されたような、ディスカッションが多めの授業でしょうか?
K.T はい。中学3年生ではプレゼンテーションやディスカッションなど、双方向型の対話やコミュニケーションを重視した授業が増えました。
そうでしたか。K.Tさんにはもう一つ聞きたいです。この夏アメリカの私立高校、チョート・ローズマリー・ホール校のサマープログラムに参加予定と聞いています。なぜ参加しようと思ったのですか?
K.T チョート・ローズマリー・ホール校は、アメリカのテン・スクール(The 10 Schools)と呼ばれる名門校の一つです。世界のトップレベルの教育を経験してみたいという思いから、奨学金を得ることができれば留学したいと考えるようになりました。私は帰国生ではありますが、外国人との意見交換が得意とは言い切れない面もあります。そこで、もう一度そのような環境に身を置き、自分を成長させたいと思っています。
もう少ししたら出発ですよね。ぜひ楽しんできてください。それではR.Sさんにお聞きします。R.Sさんも成蹊入学後国際学級で頑張ったわけですが、大変だった教科はありますか?
R.S 理科、社会ですね。アメリカと日本では学習内容が違うものがあるので、追いつくのに必死でした。
そのための国際学級ですものね。やはりそういったクラスがあって良かったですね。R.Sさんにはスリランカでのボランティア活動についても教えてもらいたいです。2年連続で行ったと聞きました。
R.S はい。祖父の知り合いを通して、スリランカの田舎の村にホームステイしました。日本語を勉強している現地の学校(中高一貫校や幼稚園)に行き、絵を使ったプロジェクトを立ち上げ、日本とスリランカのお互いの印象を絵で描いてコミュニケーションを取る、ということをしました。スリランカはシンハラ語という少し難しい言語なので、絵でコミュニケーションを取ったのは効果的でした。ホームステイのプログラムは、70代のご年配の方が参加することがほとんどなので、中学生の私が行くことで、現地の人たちも喜んでくれました。
なぜ2年連続で行ったのですか?
R.S 1年目は受け身だったので、次は自分から現地の方々と交流したいと考えました。
素晴らしい姿勢ですね。日本語を勉強している現地の学校に行ったとのことですが、スリランカの方々は日本のことをどれぐらいご存知なのでしょうか?
R.S やはりアニメは知られていますね。また、私が生まれる前だと思いますが、「おしん」というドラマも多くの人が知っていました。
影響力絶大のドラマでしたからね。このスリランカでの活動で、ボランティア・スピリット・アワードを2年連続受賞したと聞いています。おめでとうございます!
R.S ありがとうございます。学校の全校朝礼でも表彰してくださり嬉しかったです。この賞を励みにこれからも活動を続けたいと思います。
それではS.Iさんにお聞きしましょう。S.Iさんも中学1年次は国際学級。学習面で大変だった教科はありましたか?
S.I 日本の歴史と地理ですね。
アメリカにいた時も現地では歴史に苦労し、帰ってきてからも歴史に苦労されたのですね。
S.I 今はもう大丈夫です!
わかっていますよ、ありがとうございます。それではS.Iさんには探究学習についても聞きますね。コーポレートPBLの栄養ドリンクのパッケージデザインに関わったと聞きました。
S.I はい、友達に誘われて興味を持ち参加しました。
参加してみてどうでしたか?
S.I 今年のテーマは「受験生応援」ボトルでした。パッケージのデザインを考えることや、マーケティングを学ぶことが思っていたより楽しくて。学内コンペでプレゼンをするのですが、昼休みなどにも集まって練習をしました。教頭先生などにプレゼン方法や内容を褒めてもらいとても嬉しかったです。充実感もあり、挑戦して良かったと思いました。
◆中学校 国際学級について◆
国際学級における目的の1つは、日本への適応教育です。海外の教育環境は日本とは大きく異なり、それゆえ帰国後の学校生活に不安を感じる帰国生も少なくありません。国際学級では、そのような不安やギャップを解消し、日本の教育に早期に適応できるように、15名という少人数で、一人ひとりきめ細かな指導を行っています。またカリキュラムも日本への早期適応をめざし、国語に重点が置かれています。また、学校行事、生徒会活動、クラブ活動などは、一般学級の生徒と共に参加します。
それでは部活動、行事についてお聞きします。日本の部活動は帰国生にとって魅力的だと思いますが、K.Tさんは中学時代サッカー部の部長を務めたと聞いています。練習頻度など基本的なところをまずは教えていただけますか?
K.T サッカー部は月・水・金・土曜が練習、日曜が試合で、夏休みと冬休みに大きな大会があります。
試合で遠方に行ったりするのですか?
K.T いえ、どちらかといえば他校を招いて試合をする機会が多いですね。
設備が充実しているからですかね?
K.T はい。人工芝のグラウンドと土のグラウンドの2つがあります。
それは素晴らしい。大会での戦績はいかがでしたか?
K.T 私たちの代は部員数が少なかったのですが、ベスト32まで進めました。
良かったですね。これからも勉強と両立して頑張ってください。R.Sさんは軟式ではなく硬式テニス部なのですね。
R.S 中学に入学してから始めて、今は副部長を務めています。毎年全国大会に出場している強い部活で、今年も全国大会を目指しています。
全国大会ですか!中学生から始めても全国レベルに到達できるのですか?
R.S 本気でやればできます!
努力次第で可能なのですね。コートは学内にあるのですか?
R.S はい、学内にコートが5面あります。
こちらも充実していますね。それではS.Iさんにも聞きましょう。S.Iさんはバレーボール部所属。練習曜日、時間など基本的なことを教えていただけますか?
S.I 高校女子バレーボール部の練習日は、月・水・木・土曜です。月・木曜は体育館を使用する部活動が多いため、前半・後半に分かれて交代で練習を行っています。前半の場合は16時50分まで、後半の場合は17時半または18時半まで練習しています。
ありがとうございます。S.Iさんは部活動に近い活動として、Peach.PRというグループにも入っていると聞きました。成蹊中高の良さをアピールするグループですよね。
S.I はい、そうです。学校説明会などでのキャンパスツアーの企画・実行や来校された方に、学校生活や部活動、受験についての質問に答えたりしています。
そういった経験も良いですよね。体育祭、文化祭についても少し教えてもらいましょうか。R.Sさんは体育祭応援団を務めたと聞きました。
R.S はい。体育祭は中高で別なのですが、中学は1年生、2年生、3年生で縦割りのチーム編成になります。私はF組でしたので、中1と中2のF組に応援団としてダンスなどを教えに行きました。
学年を超えての交流があるのですね。ありがとうございます。S.Iさん、文化祭はどんな感じでしょうか?
S.I 高校生になると展示ばかりでなく、クラスでの企画や出しものをすることもできるので、自由度が増し、楽しいです。かなり盛り上がります。
◆クラブ活動◆
文化部、運動部とも多彩なクラブ活動がそろっており、ほとんどの生徒が参加しています。自主的に運営しながら高等学校の先輩たちとも一緒に活動するなど新しい人間関係を築き、充実した時間を過ごすことができます。
◆特色ある行事◆
中学の体育祭は6月に、高等学校の体育大会は5月と9月に開催。学年を超えてクラス対抗で競い合い、大いに楽しみます。企画や運営は生徒たちが主体となって行い、自立と自律の精神を学んでいきます。
「蹊祭(こみちさい)」は毎年秋に中高合同で開催している文化祭。自主性を育むために、生徒自身が企画して運営します。準備段階から本番まで協力しあい、手づくりのイベントを成功させることで、大きな達成感を得ています。
それでは皆さんの今後についてと、海外に住む後輩たちへのアドバイスをもらって締めたいと思います。K.Tさんは今後の進路について目標はありますか?
K.T はい。医師になりたいと思っているので国立の医学部に進学したいと考えています。
医師になろうと思ったきっかけはあるのですか?
K.T いえ、特にきっかけはないのです。小学生の頃から漠然と、かっこ良いなと思いました。
小学生からの思いが今でも変わっていないとは素晴らしいと思いますよ。ぜひ頑張ってください。応援しています!それではR.Sさん、目標があれば教えてください。
R.S SDGsについて考えたいので、国連本部で働くのが目標です。戦争や貧困について、報道だけではわからないこともあるので、一般の人たちに広く知ってもらう機会を作って、支援の輪を広げたいと思っています。大学は海外大学への進学も視野に入れています。
素晴らしいです。夢の実現に向けて、今頑張っていることは何でしょうか?
R.S キープするだけではなく、英語力を上げることです。TOEFL上級講座を受けています。
TOEFL上級講座というのは成蹊中高内で受講されているのですか?
R.S はい、そうです。ネイティブの先生がアカデミックアドバイザーとしていらっしゃり、この他にも成蹊には海外の大学進学を目指す生徒も多いので、そのサポートも充実しています。
それは有難いですね。S.Iさんは高校2年生ですから大学受験が迫ってきましたね。目指している学部、学科がありましたら教えてください。
S.I 私は理学部や工学部に進学して化学について深く学びたいと考えています。中学3年生の頃から化学に興味を持ち、難しい問題を解くことに楽しさを感じるようになりました。将来は研究職や化粧品関連の企業に就職し、英語力を活かしながら働きたいと考えています。
それでは最後に、海外に住んでいる後輩たちへのアドバイスをお願いします。
K.T 英語を伸ばせるところまで伸ばそう!それは絶対に強みになります!
R.S 海外経験はなかなかできないことです。国によってできることも違うし、色々なことを自分なりに経験して、日本での生活に活かしてください!
S.I 海外での生活は将来きっと自分の力になるはずですので、今の時間を大切にして日々を楽しんでください!
◆多様な進路◆
●一般入試とAO・公募制推薦入試
成蹊大学以外への進学を希望する生徒が、例年70%超います。医学部志望が多いのも特徴の一つです。様々な入試方式がありますが、それぞれの特性にあったものを、生徒自身が選択できるように情報を提供し、指導しています。
●成蹊大学内部推薦と併願制度
高校3年間の成績および出席状況が一定の条件を満たした生徒が志望すれば、成蹊大学へ推薦されます。例年、卒業生全体の30%程度が内部推薦を志望して進学しています。
また、成績上位者には、内部推薦の権利を保持しながら他大学を受験できる併願制度があります。
●指定校推薦
高校3年間の優秀な成績や活動実績により、本校を指定する大学へ、推薦で進学する生徒が一定数います。
●海外大学
海外進学アドバイザーが常駐し、大学選びから出願までをサポートします。
英文エッセイについてはライティング・ラボのチューターが支援しています。