海外・帰国生へのメッセージ (質問をクリックすると回答が表示されます)
帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
クラス配置・授業体制とも帰国生と一般生は同じです。帰国生と一般生が一緒に生活するなかで、お互い良い影響を与えあい、成長しています。
帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
一般生と同じです。
帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
学級担任との時間を決めた個別面談を、すべての生徒に対して年に4~5回は行っています。特に帰国生は環境の変化が大きく、学校生活でも習慣の違いによる戸惑いなどから、不適応に陥らないよう注意をして見守っています。学習面では、特に国語での基礎力が不足している場合がありますが、その場合も個別指導も含めた指導により焦らず着実に学んでいけるようしていきます。
入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
帰国生に限らず、入学時は特に今までとは異なる生活習慣や環境に慣れるまで、注意深く見守っていきます。寮生(高校)については、寮担任(教員)が適応状況を見ながら指導します。スクールカウンセラー(相談員)もいますので、安心してください。
帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
(特に調査していません)
帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
実際に本校を見学し、教育方針や校風を理解してから受験に臨んでください。制服をきちんと着る、染髪やピアス等は禁止というように、ルール・マナーについての指導は厳しい方だと思います。なお、本校(高校)の寮を希望される場合は、本人と保護者の方が寮を見学の上、寮担当者との面談をしていただき、教育の方針と内容(単なる寄宿舎ではない)を十分に理解されることを受け入れの条件としています。
帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
日本と異なる社会と文化の中で生活して滞在国を知ること、日本という国を外から見ることができることは得難い体験です。将来グローバル化された世界で活躍するために、物事をいろいろな角度から見ることができる広い視野と、文化の多様性を受け入れる心の広さを身に付ける努力をしてください。
帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
本校は高校に寮があることから、国内も遠方からの生徒もいますので、生徒間では、帰国生だからという区別はほとんどありません。しかし、帰国後の学校生活の中では、習慣や文化の違いなどを感じることもあるかもしれません。その場合、周囲との協調性も大切ですが、無理をしすぎて自分を失うようなことにならないよう、自分らしさを大切にしてください。困った場合には、ご家族にはもちろん、教職員や信頼できる友達に相談することが大切です。
これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
日常の生活の中で、特に帰国生だと意識してみることはありませんが、友達に流されずに自分の意見をはっきりと表明できる強さを持つ生徒が多いと思います。
帰国生が貴校に入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
東京からも通学できる距離にありながら、キャンパス全体の広さは東京ドーム約9個分、四季折々の豊かな自然に恵まれた教育環境です。「言語技術」と特に発信力に重点をおいた独自の「英語」の授業を通し、グローバル社会で活躍する基礎力を育成します。またICT教育も充実。大学進学に向けては、課外・夜間講座や長期休暇中の季刊講座、総合型選抜対策や個別指導などにより、万全の指導体制でサポートします。
帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
中学、高校とも入学試験では、帰国生について一般生より5点~20点加点し優遇します(志望コースによる)。中学の第1回、第2回のEEコース入試では、国算理社または国算英の選択ができます。中学高校とも入試問題は国内生と同じです。問題は標準的なレベルですが、必ず過去の入試問題に取り組んでください。また、中学入試では面接は行いませんが、高校入試では面接を実施します。