海外・帰国生へのメッセージ (質問をクリックすると回答が表示されます)
帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
英語力を中心に判定する入試「Honors選考」「Advanced選考」で合格した生徒は、週6時間の英語の授業で、ハイレベルな特別授業に参加します。英語以外の教科は一般生と同じクラスで授業を受けます。あえて国際学級にしないことで、帰国生と一般生がお互いに理解しあい、助け合い、刺激を与えあう環境になっています。
帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
英語の授業は「Honorsクラス」「Advancedクラス」「Regularクラス」の3つあります。Honorsクラスは現地校やインターナショナルスクールのレベルで、Language ArtsとPhilosophyという2種類の授業があります。Advancedクラスは英検2級以上のレベルの生徒を対象としていて、ネイティブ教員によるHonors Classに準じた授業で、日本人の英語教員が丁寧にサポートしています。Regularクラスは一般生と同様に、基礎レベルからのスタートです。希望制でTOEFLやSATの対策講座も実施しています。
帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
放課後に帰国生のみを対象にした放課後講習を開講しており、任意で参加することができます。対象科目は国語・数学・社会・理科で、授業中に理解できなかった部分などを丁寧に補うことができます。チューターによる「メンター制度」を設け、個別に学習計画を立てながら、日頃の学習をサポートします。
入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
帰国生が自分らしく生活や学習をできる環境を準備することです。本校では、およそ30%が帰国生で、同じようなバックグラウンドの仲間がたくさんいます。また、海外経験のない生徒たちも、多くの帰国生と触れ合うことで、帰国生との関わりに慣れています。例えば、普段から英語で話したい生徒が、休み時間などに遠慮せずに英語で友達と話せる雰囲気です。
帰国生が入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
本校は日本の帰国生受け入れ校として、「日本らしい事」も「グローバルな事」もどちらも大切にしています。あくまでも日本の学校ですので、日本の文化や価値観を大切にする意識も持ってご入学いただきたいと考えています。
帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
海外でしかできないようなチャレンジをたくさんして、色々な経験を持って帰ってきてほしいです。帰国後にはその経験や感覚を存分に発揮して活躍してほしいです。
帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
本校ではInstagramを使って、生徒の日常や、入試に関するお得情報を発信しています。海外にいても、本校の様子がリアルに感じ取れると思いますので、ぜひご覧ください。
これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
帰国生が体験してきたすべてのことが貴重で、価値のあることだと思っています。積極的な帰国生たちは、学校行事や生徒会活動にも熱心に取り組んでいます。それぞれの帰国生が持っている特徴や良さが他の生徒たちにも広がってくれることを期待しています。
帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
帰国生の人数は約370名で、3~4人集まれば1人が帰国生という割合です。同じようなバックグラウンドを持つ帰国生の仲間が多数いることは、入学後の生活や学習をスムーズに進めるのに大きな助けになるはずです。また、「自分自身が帰国生」だった教員、海外生活が長く「帰国生の保護者」である教員、多くの外国人教員など、自分ごととして帰国生教育に向き合う教員たちがしっかりとサポートをしています。
帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
本校ホームページには、過去問題データが掲載されていますのでご活用ください。Honors選考とAdvanced選考の過去問題は「帰国生入試」のページにあります。
Regular選考の過去問題は非公開ですが、2月の入試の過去問題を参考に対策してください。
Regular選考の過去問題は非公開ですが、2月の入試の過去問題を参考に対策してください。