海外・帰国生へのメッセージ (質問をクリックすると回答が表示されます)
帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
中学校からの入学生は一般生と同じクラスです。異なる文化で育ってきた生徒たちが同じクラスで過ごすことによって、お互いを認め合い、お互いに学びあうことができるからです。高校からの入学生は一般生との混合クラスの他に、英語に特化したGLE(Global Learning through English)クラスがあります。
帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
基本的に同じクラスでの授業ですが、英語力のある生徒(中学1年入学時で英検3級以上にすでに合格済みであることが目安)は通常クラスから取り出して、英語の授業のみ別クラスで外国人教員による授業を行います。中学2年からは、取り出しクラスの他に習熟度別授業を実施します。高校1年からは、英検準2級以上合格者を対象としたGLE(Global Learning through English)クラスが始まり、国際語としての英語を身につけるプログラムもあります。
帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
特に帰国生に限らず、定期試験などの結果から、学習内容の定着が不十分と判断された生徒は平日の放課後や土曜日の補習に参加し、苦手科目の克服をします。また、夏休みなどの長期休暇中にも補習の授業があり、フォローアップをしています。
入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
海外での生活が長い生徒へは、日本の文化や慣習、マナーについて指導します。
帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
本校はキリスト教主義の学校です。毎朝の礼拝から一日の学校生活が始まります。また、校訓である「人になれ 奉仕せよ」を実践するため、ボランティア活動を積極的に行っています。本校での学校生活の中で、他者のために力を尽くす気持ちをじっくりと育んでいきます。
帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
日本にはない文化にたくさん触れてきてください。グローバル化が急速に進む社会では、その異文化体験が貴重な財産になります。
帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
六浦には、海外での経験を生かして10年後、20年後の社会で生きていくための力作りができる環境があります。本校卒業後の進路として海外大学への進学を選択する生徒もおり、近年ではオーストラリアや台湾の大学へ進学した卒業生がいます。さらに、ハワイのカピオラニ コミュニティカレッジと提携を結び、そこからハワイ大学やアメリカ本土の大学への編入学、本学院の関東学院大学3年次への編入学をすることもできます。また、2021年度から寮(原則高校生が対象)が開設されました。学校までは徒歩約7分のロケーション。閉寮期間なしで年間を通して利用できます。
これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
・海外での経験から、しっかりとした自分の考えや意見をもち、人に伝えることができる点。
・異文化・多文化の中での経験が、多様性の許容と個性の発揮に繋がっていると感じています。
・異文化・多文化の中での経験が、多様性の許容と個性の発揮に繋がっていると感じています。
帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
宿泊行事や球技大会、文化祭の他、キリスト教主義の学校ならではのクリスマス礼拝など、多くの行事があります。クラスや学年の枠を超えて友好関係を広げることができます。また、外国人教員による英語の授業や放課後の英会話教室、豊富な選択制グローバル研修など、英語のスキルを更に向上させ、活用できる環境があります。
帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
本校の中学帰国生入試は、国語、算数、オンライン面接試験、高校帰国生入試は書類審査とオンライン面接試験です。また、海外からの転編入については随時問い合わせを受け付けています。