帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生（国内生）と異なっていますか。
現状では中学校も高校も一般生と一緒のクラスですが、入学者の様子を見ながら授業体制の検討もしていきます。入学後、始めは緊張もするかもしれませんが、1か月もしないうちにすぐに打ち解けていますので心配はいりません。また、英語の取り出し授業なども学年によっては実施しております。
帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
必要に応じ日本語の補習授業を行いますが、その他の教科について心配な場合はそれぞれの教科担当者がご対応します。
入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
海外で学び身につけてきたことをさらに伸ばしていくと共に、日本の生活に一日も早く適応していけるようきめ細かくサポートしていきたいと考えています。帰国生に限ったことではないのですが、本校ではクラス内の心理的安全性を大切にし、一人ひとりの個性を大切に育みます。
帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
特に調査は行っておりませんが、海外大学への進学をはじめ、国内の国際系大学、学部を希望している生徒が多いです。
帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
本校は浄土真宗の教えに基づく学校ですので、様々な宗教行事があります。初めは戸惑う事もあるかもしれませんが、色々なお作法を学べる良いチャンスと思って下さい。仏教をはじめ世界の様々な宗教にも触れるので、異文化を理解する上では大切なことを学ぶことができます。
帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
日本人としての感性や誇りを見失わず、かつ、文化の多様性に目を開き、それを受容することのできる心の豊かさを身につけてきてほしいと思います。
帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
本校は東京郊外にあり、緑豊かな自然いっぱいのキャンパスを持つ共学校です。心の教育を大切にしており、落ち着いた環境の中で勉強や学校生活に取り組むことができます。また、高校では海外での経験をさらに活かせる長期留学のできるコースもあります。是非一度ご来校いただき、学校の雰囲気や生徒の様子をご覧いただければと思います。（なるべくご希望応じてご対応致しますので、ご遠慮なくお問い合わせください）
これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
学びに対する意欲的な姿勢や旺盛な自立心は本当に素晴らしいもので、帰国生ならではのものと感心しています。また、一般生にとって良い刺激となっており、これからも本校に新しい風を吹き込んでくれることを期待しています。
帰国生が貴校に入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
1.幼稚園、大学、大学院が隣接しており、正門から教室まで徒歩5分の広大なキャンパスで学ぶことができます。
2.中学はコースに分かれていませんが、高校からはハイグレード、PBLインターナショナル、本科の3コース体制で学びを深めることができます。また、同じキャンパス内には、12学部20学科を有する武蔵野大学もあり、幅広い選択の中から自分の進路をみいだすことができます。（2024年度ウェルビーイング学部申請中）
3.留学ができるPBLインターナショナルでは年間36単位認定の留学制度があり、3年間で卒業が可能です。これまで、当コースの卒業生の大半は、ICUや上智などをはじめGMARCH以上の大学に合格してきました。もちろん、海外大学進学もめざすことができます。
帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
受験といっても基本的なことが身についていれば、不必要に怖がることはありません。いろいろなことに常に興味を持って今、身の回りで、日本で、世界で何が起きているのか知ろうとするアンテナを張るようにしましょう。
入試詳細については入試広報部までお問い合わせ下さい。
ZOOMなどによるオンライン個別相談もご対応できますので、ご希望の際はお申し出ください。
入試相談室 Email：sodan@musashino-u.ac.jp
