海外・帰国生へのメッセージ (質問をクリックすると回答が表示されます)
帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
クラスも授業も一般生徒と同様です。色々な経験をした生徒がともに学ぶことが大切なことだと考えています。
帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
帰国生のみで編成されたクラスはありません。中学校では各学年でハイクラスメンバー(学年の10%程度の人数)を選び、上位者補習を行っています。また、中学2年生から習熟度別授業を行っています。高校では学力や志望進路に応じてコース制クラス・授業を行っています。
帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
帰国生のみを対象とする形では行っていませんが、必要に応じて、一般生徒とともに受講する補習を実施しています。
入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
指導上で大きな差異はないものと思います。海外で身につけた習慣や文化の違いによる戸惑いやトラブルがないように留意しています。
帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
特に区別して調査をしていません。帰国生の全体的印象としては、英語力をより伸ばして難関大学へ進学する生徒が多いように感じます。
帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
ホームページやパンフレット、一時帰国の際の学校見学などで学校の内容や雰囲気などを知ってほしいと思います。
帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
ぜひ、日本とは違う異文化の経験や多くの人との交流をしてきてほしいと思います。将来、諸事を考えたり判断したりするときの広い視野につながると思います。
帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
海外での経験はかけがえのないものです。ぜひ、多くの経験と多くの人との交流をしてきてください。本校は「共生」と「異文化理解」を教育の柱としています。海外での生活経験のある者も増えています。高校では海外からの留学生も受け入れています。帰国生であることで違和感を感じることはないと思います。
これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
日本とは違う異文化の経験や多くの人との交流の経験により、物事を広い視野で考えることができる点です。本人の財産でもあり、友人にもとても良い影響を与えます。
帰国生が貴校に入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
中学3年生の修学旅行は4泊5日のファームステイを含んだオーストラリアでの研修旅行です。また、海外提携校や姉妹校がある計10カ国への短中長期留学の機会があります。また、第二外国語として中国語・韓国語を学ぶことが可能です。中国語・韓国語圏の海外経験者にとっては中国語・韓国語を続けていくことができることもメリットです。中国・マレーシアの大学への指定校推薦枠もあります。また、本校に通いながらアメリカの名門高校卒業資格を同時取得する、オンラインのデュアルディプロマプログラムを2023年度より採用しています。
帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
高校の海外帰国生特別入試は、日本人学校在籍であれば内申点による優遇入試が受けられます。出願時に志望理由書を提出し、書類選考が行われます。合否判定ののちに2月(本校会場)で実施されるコース選考を受けていただきます。現地(インター校など)校在籍の場合は、2月のオープン入試での受験となり、英語・国語・数学・面接の試験になります。3科目の合計点ですから、得意な科目で高得点を目指し、苦手な科目は基本問題を確実に得点できるようにしましょう。