海外・帰国生へのメッセージ (質問をクリックすると回答が表示されます)
帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
帰国生と一般生の混合クラスを編成します。互いに刺激を与え合い、経験豊かな帰国生にはオピニオンリーダー的な存在になってほしいと考えています。授業については、一般生と同じ授業を受けております。
帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
英語の授業は週に7時間設けており、3つの形態で展開しています。ネイティブとのチームティーチング、コミュニケーションを中心とした内容、文法の3種類となります。一般生と同じ授業となりますが、定期試験のなどでの結果で習熟度別で行う授業もあるのでレベルに応じた内容を受講できます。
帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
特別な講座は設定していませんが、課題の量を調節したり、内容を変更したりするなど個別に対応していきます。
入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
帰国生のメンタル面でのサポートを学年主任、担任、学年団で支えてまいります。また、心理学専攻の大学院を持っているため、大学院生がカウンセラーとして常駐しております。海外生活における貴重な財産を生かし、誇りある学校生活ができるようにサポートしてまいります。
帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
帰国生だけの進学実績は調査していませんが、本校は高等部(中高一貫部とは別で、高校より入学する校舎の生徒)と合わせて500人以上の卒業生がおり、進路サポートはもちろん、指定校推薦の枠や進学指導は毎年充実しております。
帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
「創造性と自律」というテーマで教育を行っております。ぜひ、一時帰国の際には、本校にお立ち寄り頂き、学校の様子(生徒、教員、授業、クラブ活動)をご覧いただきたいと思います。事前にメール等でご連絡を頂ければ、校舎内見学が可能です。
帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
国際感覚をもって、積極的に現地の人々と交流をはかり、日本との違いや類似している点などを学んできてほしいと思います。また、異国文化を体験することにより自分の価値観を作り上げてほしいと思います。
帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
海外生活で学び得たことを存分に発揮してもらいたいと思います。本校には、様々な課外授業や校外活動があり、そのような場所で活躍している帰国生が多々おります。
これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
価値観の違う他者を思いやる心です。また、しっかりとした問題意識を持ち、自分の考えをきちんと発表できる能力を身につけていることです。
帰国生が貴校に入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
「文武両道」クラブ活動の参加率も98%を超えており、先輩や後輩とのコミュニケーションを大切にしている学校です。縦割りの行事もあり、先輩とかかわれる場が多数用意されています。中学2年生では、3学期に2週間程度、フィリピンのセブ島で語学留学研修を全員必須で行います。その1年後の中学3年生の3学期には、ニュージーランドでの3か月留学を行う留学タイプと国内でグローバル教育を行う国内タイプを選択します。また、高校1年生では、個人の主体的学びを尊重したゼミ形式の探求授業を年間通して行い、高校2年次では国内の好きな場所で行う宿泊型実施踏査研修を行います。
帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
帰国生入試は、算数・国語または英語を選択、面接は保護者同伴で行います。帰国生入試は、本校一般入試過去問題集を使って学習し、60%以上の得点を取ることができれば合格圏内です。英語は英語検定の5級程度の問題となりますので英語圏からの帰国生はこちらがお勧めです。入学後に備えて、学習を進めていただき、帰国生入試で合格した生徒でも一般入試で特待資格を得るために受験していただくことは可能です。こちらもぜひ挑戦してもらいたいです。