海外・帰国生へのメッセージ (質問をクリックすると回答が表示されます)
帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。特に英語の授業はどのような形で行われていますか。
ホームルーム(所属クラス)・授業クラスともに、一般生と帰国生が混合になります。授業は、英語と数学などにおいて、習熟度別授業(2年次より)を行っているため、自分のレベルに合ったクラスで授業を受けることができます。習熟度別授業は、定期考査の成績によって教科別にクラスのメンバーが入れ替わります。
帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
前項のとおり、英語の授業も一般生と帰国生が混合になりますが、習熟度別授業を行っているため、自分のレベルに合ったクラスで授業を受けることができます。アフタースクールでは、学習支援の一環で英検準1級準備講座があり、帰国生は英語力の保持に役立てています。ネイティブ教員が運営する「グローバルラウンジ」(校舎4階)も大いに活用してほしいと思います。
入学後、帰国生を指導するうえで最も気をつけていることは何ですか。「教科指導」「生活指導」どちらの面でお答えいただいても結構です。
英語に関しては、海外で身につけた運用力を維持するために、聞いたり話したりする機会をできるだけ多く設けるようにしています。また、帰国生は感覚的に意味が取れても正確さに欠けていたり、文法面が弱いなどの問題が見受けられることがあります。きちんとした文法に基づいた作文力や読解力を向上させていくよう気を配っています。
帰国生の進学実績を具体的に調査していれば、その具体的な結果をお教えください。
2021年度卒業の帰国生の主な進学先は、国公立大は東大1名、私立大は早大1名・慶大4名・上智大2名・明大1名・青学大4名・中大1名・東邦大1名・津田塾大1名・日本女子大1名などです。
帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
頭髪や服装をきちんとし、遅刻せずに登校するなど、基本的な生活習慣を確立するよう指導を行っています。高校生としてふさわしい生活を送ってほしいと願っています。
帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
英語力だけでなく、在住する国の文化・習慣をできるだけ多く学んできてほしいと思います。今自分がいる環境でしか感じることができないことをたくさん吸収してきてください。
帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
グローバル時代では英語をはじめとする諸言語によるコミュニケーション能力がますます大切になります。海外生活で身につけた語学力を駆使して、将来国際的に活躍していくことを目指してください。また同時に、日本語・日本文化への理解を深めていくことも重要です。
これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
海外で身につけた語学力は帰国生にとって貴重な財産です。特にリスニング力、スピーキング力は、一般生から見て、うらやましい能力です。また、チャレンジ精神が旺盛なので、授業でわからないところがあっても、自ら進んで質問をして理解しようと努力しています。
帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
日常の学習については、国内の一流大学に進学するための教育プログラムが組まれており、各教科の学力を高めることができます。学習の場以外では、部活動や委員会活動が盛んですので、多くの友人とのつながりを得ることができます。また、多くの外国人講師がいるため、校内においても英語を使う機会に恵まれています。校舎4階の「グローバルラウンジ」や学園内の「桐蔭英語村」、米国の高校に留学するプログラムや、短期の海外語学研修があることも魅力です。
帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
受験準備としては、2級レベルの英語の問題を解ける英語力が必要です。また、100語から150語程度の自由英作文も例年出題されているので、作文練習をすることを勧めます。
※海外子女入試は、出願時に海外に在留している方を対象とする書類選考入試です。
※帰国生入試は、英語・数学・国語の3科目入試です。
※海外子女入試は、出願時に海外に在留している方を対象とする書類選考入試です。
※帰国生入試は、英語・数学・国語の3科目入試です。