海外・帰国生へのメッセージ (質問をクリックすると回答が表示されます)
帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
帰国生と一般生を分けずに混合クラスで学校生活を送ります。異なった環境を体験してきた生徒どうしが交流することで、お互いに理解しあい、刺激しあい、高めあっていくことができると考えています。
帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
英検2級程度の英語力がある生徒を対象に、FLT(Foreign Language Teachers)による少人数制の取り出し授業を実施しています。中等部1年では週6時間(うち1時間は日本人教員)、中等部2年では週5時間、中等部3年は週3時間実施。エッセイライティングやディスカッションなどを行い4技能の向上を目指します。英検準1級を取得した生徒は高等部2年まで取り出し授業を受講することができます。
帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
放課後の補習授業など、状況に応じてできる限りのフォローをしていきます。
入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
入学後スクールカウンセラーとの面談を行い、学校生活がスムーズにスタートできるよう配慮します。生活習慣のちがいからとまどうこともあるようですが、あわてずゆっくり慣れていくことが大切と考えています。
帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
建学の精神「捨我精進」の下、体験を重視した教育活動を展開しています。理系クラス選択者は45%程度。数学と理科との教科横断型授業や、興味関心に合わせて選択できる土曜プログラムで知的好奇心を刺激している女子校です。また、校内基準を満たした生徒は、海外大学へ進学できる制度もあります。たくさんの“出会い”がある学校です。
帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
世の中は「グローバル化」に向かって進んでいます。海外での経験は、皆さんの将来においても、皆さんが活躍する社会にとっても大きな財産になります。多くの人と積極的に交流し、柔軟で幅広い視野を身につけてください。
帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
試験科目は、【英語・算数】または【国語・算数】の選択制です。CEFRでB1以上の受験者は、英語試験を免除し算数のみ受験になります。過去問は複数年分お渡しできますので、学校にお問い合わせください。本校は皆さんの豊富な経験と積極性に期待しています。編入試験も随時受け付けています。
これまで受け入れてきた帰国生を見て、帰国生のもっともすばらしいと思われる点はどのような点ですか。
何に対しても積極的で、自分の考えをしっかりと表現できるところがすばらしいと思います。本校の生徒は、まじめでこつこつ努力しますが、自分の考えを表現するのが苦手です。帰国生の皆さんの積極性から学ぶところが大きいと思っています。
帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
生徒会主催の「なでしこ祭」と「体育祭」、中1、中2、中3、高2と続く宿泊行事、教養を養う土曜日のプログラムなど、皆さんがきっと夢中になることができる行事や取り組みがたくさんありますので、楽しみにしてください。
帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
令和七年度入試の受験日は12月1日(日)に実施します。受験資格は「海外の学校在籍が1年以上で、小学校4年生の4月1日以降に帰国の女子」です。CEFRでB1以上の受験者は、英語試験を免除し算数のみの受験も可能です。国語、算数の問題は一般入試より取り組みやすいものになっています。英語の問題は英検2級程度です。入学金は1月20日まで延納可能なので、他校との併願も組みやすい日程です。過去問を希望される方は、お気軽にお問い合わせください。