海外・帰国生へのメッセージ (質問をクリックすると回答が表示されます)
帰国生に対する入学後のクラス配置・授業体制は一般生(国内生)と異なっていますか。
一般生と全く同じです。本校は1クラス30~35名程度の規模ですので、スムーズに学校生活に慣れていくことができます。また、本校では「豊かな感性を身につけた女性」を育成することを教育目標の1つとして掲げており、礼法や茶道・華道・装道の基本を、生徒全員が学べる機会を持っています。グローバルな時代だからこそ「自立した1人の日本人として発信できるもの」をしっかり身につけてほしいと思っています。
帰国生に対する英語の授業は一般生(国内生)と異なっていますか。
一般生と全く同じです。本校では、全校生徒に対して「4技能統合型授業」を実践しています。ネイティブ教員の授業はもちろん、中学2年生全員が参加する英語研修や、ニュージーランドの姉妹校との交流をはじめ、全校生徒が取り組むオンライン英会話、イマージョン・ワークショップやレシテーションコンテストなど、英語力を磨くツールも数多くあります。校内には洋書多読コーナーも設けられています。また、高校1年の3学期の期間に行うターム留学の機会や在籍中の1年間の留学をサポートする制度もあります。2022年4月には、英語の学びに特化し、英語力を徹底的に磨く「英語コース」(高校1年より3年間)も設立されました。
帰国生に対してキャッチアップとしての補習授業を行っていますか。
中学校では、帰国生のみに限定せず、全員を対象とした補習が週に3日間、国語・英語・数学の3教科で曜日を変えて実施されます。少人数の生徒に対して丁寧な指導を行なうことで、学力の不足する部分を補っています。高等学校では、主に受験生の学習支援のために「インターネット予備校」のシステムを導入しています。自分に合ったレベルの講座を「いつでもどこでも何度でも」視聴し、学びの理解を深めることができます。
入学した帰国生を指導する上でもっとも気をつけていることは何ですか。
本校に在籍している帰国生も、ほとんどの場面で一般生と変わらないと認識をしております。また、同じ空間に多様な経験を持った生徒が在籍していることこそが、各々の個性を引き出し磨くことになると考えます。ただ、生活してきた文化の違いから当然日本の習慣にあわない場面が出てくることもあるかもしれません。事前の面談等をしっかり行ない、一人ひとりに寄り添って指導していきます。
帰国生が貴校に入学するにあたって、事前にしっかり認識しておいてほしいことは何ですか。
本校の教育方針や校風、環境を知ってほしいと思います。そのためにも可能であれば、事前の学校訪問をお勧めしています。学校説明会は本校公式サイトからご予約ください。また、オンデマンドで視聴いただける説明会や校内案内の動画も本校公式サイトからアクセスできます。また、帰国生ならではのご質問等もあるでしょう。学校訪問の受付は随時行っていますので、お電話かメールでご予約ください。また、本校公式サイトでも最新の学校情報をご覧になれます。
公式サイト http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/nichukou/ 問い合わせメール k2kouhou@kyoritsu-wu.ac.jp 電話 042-661-9952(代表)
公式サイト http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/nichukou/ 問い合わせメール k2kouhou@kyoritsu-wu.ac.jp 電話 042-661-9952(代表)
帰国生に望む「海外で学んできてほしいこと」は何ですか。
本校は、女子校という「ジェンダーバイアス」のない環境の中で「セルフリーダーシップを発揮し、広く社会に貢献できる自立した女性の育成」をスクールミッションに掲げています。よって、異文化に触れるという貴重な経験はもちろんのこと、「日本を外から見ること」でこそ発見できるものを大切にしてきて下さい。また、滞在国における女性の活躍の様子や、女性の置かれた状況、また人権の状況や社会のしくみ等もよく見聞きしてみて下さい。
帰国生やそのご家族に伝えたいことがあればお書きください。
現役進学率は毎年95%を超えています。共立女子大学の併設校ですが、併設高校のみに設けられた優遇制度によって、共立女子大学の合格を得た上で他大学を受験することも可能です。外部大学に進学する生徒と共立女子大学に進学する生徒の割合は、ほぼ6:4です。
帰国生が入学するにあたって、必ず喜んでもらえそうなことは何ですか。
帰国生にとって、自然あふれるロケーションと広大なキャンパスを擁する本校の教育環境は必ず喜ばれるはずです。雲がつかめるほど空に近いキャンパスで、誰もがセルフリーダーシップを発揮し、自分らしい学校生活の物語を紡いでいけるでしょう。
帰国生に対しての具体的な受験準備のアドバイスをお願いします。
中高入試ともに、独立した日程での「帰国生入試」は行いませんが、中学入試の2月1日午前(2科)、高校入試の2月10日の一般(1回)を帰国生を優遇する入試とします。学科試験の後、海外での生活経験などについて問う受験生面接(日本語)を実施し、その内容に応じて合格ラインを優遇します。過去の5年分の入試問題は、中高ともに公式サイトで公開しています。
なお、中学入試においては「英検を取得している受験生の優遇措置」を拡大します。4級以上を取得している場合、1回AM入試(2月1日午前)において、2科および適性検査型では20点、4科では30点を総合点に加点して合否判定を行います。また、奨学生選考も加点後の得点で行います。英語入試(2月1日午後)においては、英検準2級以上を取得している受験生は、英語の試験と英語面接を免除(満点換算)し、日本語作文のみの試験とします。3級以上の取得者は70点を保証し、英語入試の得点と比較して高い方の得点を採用します。
一方、高校入試においては「推薦入試(単願)」や「一般入試」を受験する場合には、日本人学校卒業の場合、国内の高校受験生同様の成績基準(推薦基準・併願優遇基準)の適用を可能とします。
また、年度途中の転編入試験にも随時対応していますので、学校までお気軽にお問い合わせください。
問い合わせメール k2kouhou@kyoritsu-wu.ac.jp 電話 042-661-9952(代表)
なお、中学入試においては「英検を取得している受験生の優遇措置」を拡大します。4級以上を取得している場合、1回AM入試(2月1日午前)において、2科および適性検査型では20点、4科では30点を総合点に加点して合否判定を行います。また、奨学生選考も加点後の得点で行います。英語入試(2月1日午後)においては、英検準2級以上を取得している受験生は、英語の試験と英語面接を免除(満点換算)し、日本語作文のみの試験とします。3級以上の取得者は70点を保証し、英語入試の得点と比較して高い方の得点を採用します。
一方、高校入試においては「推薦入試(単願)」や「一般入試」を受験する場合には、日本人学校卒業の場合、国内の高校受験生同様の成績基準(推薦基準・併願優遇基準)の適用を可能とします。
また、年度途中の転編入試験にも随時対応していますので、学校までお気軽にお問い合わせください。
問い合わせメール k2kouhou@kyoritsu-wu.ac.jp 電話 042-661-9952(代表)