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帰国枠大学入試の資格についての質問

Question

娘はシンガポールと日本の二重国籍を持っている現在17歳です。小学校からこちらの現地校で勉強していますので、日本語にはあまり自信がありません。3年後には国籍を選択する必要があり、帰国子女枠か留学生枠かどちらでの受験になるのか分かりませんが、本人は日本国籍を希望しています。このような状況の子供を受け入れる大学はありますでしょうか?

Answer

受験資格としては、基本的に帰国枠で受験できます。また、青山学院(国際政経)のように、帰国枠でも留学生枠でもどちらでも構わないという大学もあります。


ただ、受験資格とは別に、合格可能性という点で考えると、ご本人がどの程度の日本語力をお持ちかということが大学・学部選択に直接影響してくると思います。
読み書きという点で中学生レベルに届かないような場合には、日本語小論文を筆記試験で課す大学の入試問題には全く対応できない恐れがあります。この場合、英語力と書類成績だけで合格できるような大学を選択する必要があります。
具体的には、早稲田大(国際教養)、上智大(国際教養)、ICU(9月入学)、桜美林大(AO入試)や、大分にある立命館アジア太平洋大、秋田にある国際教養大などが挙げられます。こうした大学では、英語による授業を中心としたり、日本語教育を受けたりすることが可能であるため、日本語での研究生活にソフトランディングすることが出来ます。
また、慶應大も書類成績だけで合格できる点は同様ですが、大学入学後は上記の大学と違い最初から日本語で大学レベルの授業についていかねばなりません。そのため、帰国枠入試での日本語小論文試験に対応する力がない状態で合格しても、大学では単位が取れないということになってしまいます。
Update: '08年10月27日
2007年3月にいただいたご質問への回答

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