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帰国子女枠大学入試 情報

Question

入試ガイダンス : 受験校選定

Answer

受験大学や学部学科が本当に自分の関心から決められているかどうかは、入試での小論文と面接、さらに当然ですが合格や入学後の大学生活に大きな影響を及ぼします。しかし、どの学科に進むかを決めることは、さほど簡単ではありません。学びたいことが明確である場合でも、それが本当に勉強できる大学を特定するには、いろいろ調べなければなりません。特に、環境問題関連など従来の学部分類に合わない領域に関心がある場合や、「国際~」という広範な領域のどれを学びたいのか明確でない場合など、学科名だけで判断せずに、履修内容の確認が必要になります。学びたいことが明確でない場合には、それまでの学習や読書で触れたものの中で関心を惹かれたものが何であったか振り返り、それについて様々な人と話したり関連図書を読んだりしてみましょう。また、文章を書いて人に読んでもらうことも、自分の関心・適性に気づく良いきっかけになり得ます。繰り返しになりますが、それが大学出願の1年前には始まっているようにすべきです。
そうした入試準備のスタートの一つとして、入試要項の取り寄せと、各大学のサイトを見ることを勧めます。入試日程や出願資格等は、大幅な変更が少ないので、入試前年のもので十分参考になります。帰国生用の受験情報誌で自分が受験する可能性のありそうな大学を大まかに選び、入試要項をその大学に請求するのがよいでしょう。入試要項には大学案内が同封されることが多く、志望学部・学科の選定にも非常に役立ちます。また、各大学のサイトが近年非常に充実しており、学部学科での履修内容等、簡単に調べられる場合が多いため、受験校候補となる大学のサイトを早めに見ておくとよいでしょう。
受験校選定には、入試日程も大きく関わってきます。どのようなスケジュールで受験をするかを出来るだけ早くイメージしておきましょう。特に、卒業時期が夏でない人は、受験校数も限られますし、卒業試験等で受験できない学校もあります。早めのスケジュール立てが必要になります。
また、AO入試、自己推薦入試といった新たな形態の大学入試も定着しており、帰国生の受験機会は広がっています。特に、帰国時期などの問題で帰国枠での受験資格が得られない大学・学部のある帰国生にとっては、そうした受験枠は大きなチャンスです。自分の資質や経験、勉強したいことを問われるという点で帰国枠入試と共通性がありますので、受験機会として生かせないか検討してみるのもよいでしょう。

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