メニュー
JOL会員登録 ボタン
無料教育相談 ボタン
帰国子女枠大学受験 質問集 モバイル用写真 帰国子女枠大学受験 質問集 PC用写真
帰国枠大学入試の資格についての質問 > 私は、親の赴任に伴い昨年11...
帰国枠大学入試の資格についての質問

Question

私は、親の赴任に伴い昨年11月からアメリカの現地校に11年生として編入しました。(以前に2歳から8歳までアメリカに滞在し、現地校に通学)帰国子女枠での大学受験を考えていますが、受験資格は2年以上現地の高校に在籍となっています。11月編入の為、フルで2年にはなりません。受験資格はないのでしょうか。資格がない場合、一般入試しか方法はありませんか?また、今はSATやTOEFLの試験対策まで手が回っていません。これらの試験は受験の際必須ですか。必要なら、遅くともいつまでにこれらの試験を受ける必要がありますか?

Answer

2学年フルに在籍ということにならない場合(11月末の編入ということは、残念ながらこれに該当してしまいます)、基本的にはほとんどの大学で帰国枠入試が使えないということになります。しかし、以下の2点で例外がありますし、また、帰国枠でなくてもAO入試、自己推薦入試が帰国枠と同趣旨の試験であるため、アメリカ現地校での今の努力を入試に直結させることは可能です。さらに、青山学院であれば一般入試でも英語だけ、または英語と現代文で受験できる学科があります。


まず、例外の1点目めは、1年または1年半の在籍でも帰国枠が利用できる大学があることです。たとえば、桜美林大(AO入試の枠の中で帰国枠があります)、駒沢女子大、中央大、二松学舎大、明治大(法)などです。
2点目は、8歳までのアメリカ現地校通学というのが1年数ヶ月在籍したということであれば、今回の在籍と合わせ通算3年を超えるため、それによって受験資格が得られる大学があるということです。具体的には上智大、学習院大などがあります。
次に、TOEFLやSATですが、SATが受験資格として絶対に必要になるのは上記では明治大だけです。他大学では基本的にTOEFLが必要となります。現地校編入1年目でSATを受けても大学に提出できるような結果は出ませんし、TOEFLも似たようなものですので、今慌てて受ける必要はありません。在籍して1年経った頃に現状確認の為にTOEFLを受け、12年生の後半(学校の授業に十分ついていけるようになった頃)にSATを受ければよいと思います。SATは断念するという方法もありますが、TOEFLはその準備自体も英語力の伸長に役立ちますし、順調に力がついているか確認するのに最も適切な手段ですので、最初に受けてからはその後3ヶ月に1度くらい受けていくべきだと思います。
Update: '09年3月28日
2008年1月にいただいたご質問への回答

ページの先頭へ戻る