心理学を学びたいと考えているのですが、扱っている大学がそう多くないことに驚きました。今、日本で心理学の最先端が学べる大学はどこでしょうか?大学を探す中で、筑波大学人間学群所属の心理学類を見つけました。筑波大学には二学期入学もあるということで、とても興味を持っています。そこで質問です。同じ学群の同じ学類に、四月に入学した生徒と二学期に入学した生徒は、全く同じ内容の授業を受けることができますか?また、二学期に入学した場合、同じ年の四月に入学した生徒同様、三月に卒業できるのでしょうか?
心理学という学問はいろんな方向に展開しているため、何を最先端と呼んでよいのか判断が難しいのですが、心理学で特にどんなことが学びたいのでしょうか。
立教大の現代心理学部では映像、身体と言う切り口で他大学にはない研究を実践しており、その意味で最先端と呼んでよい内容を実現していると思います。また、筑波大は、科学機器を用いるという「最先端」という表現から一般的にイメージしやすい面において確かに日本で最も先端を行っていると言えます。
一般的には、大学での心理学専攻は、その後大学院で専門的に研究していくための土台となる部分を幅広く行うようカリキュラムが組まれています。または、文学部心理学科によく見られるように、心理学のいくつかの側面に絞った内容を中心に行う形となります。そのため、自分の学びたいことと合っているかどうか、大学ごとにきちんと調べてみる必要があります。
さて、筑波大2学期推薦ですが、8月入学という形で、4月入学の学生が夏休みの間に授業を始め、翌年4月には4月入学の学生と一緒に2年生になります。しかし正式の卒業は3月ではなく6月です。6月といっても、卒業に必要な単位はたいていの学生が取得済みであるため、4月入学の学生と一緒に3月にはキャンパスからいなくなることが可能であり、たとえば4月から企業で勤めることが出来ます。ただ、大学院進学の場合は、正式には9月からとなるようです。
Update: '09年11月10日
2008年3月にいただいたご質問への回答