僕はGr.8からGr.11の前期まで海外のインターナショナルスクールで過ごしてから、高校1年生の3学期から高校2年生の1学期まで日本の高校に在籍していました。その後、再度海外のインターナショナルでGr.12の1年間を過ごして昨年日本に帰国しました。中途半端な時期に日本の高校に在籍してしまったため、「最終学年を含めた2年以上海外の学校に在籍する」という帰国子女枠の条件を満たしていません。どうしても日本の大学を受験したいのですが、チャレンジできる帰国子女枠を設けている学校はありますか?
帰国枠入試受験資格として、継続2年という条件だけでなく、日本の中学・高校に相当する6年間の期間のうち通算3年などといった条件も併記している大学・学部は私立大を中心に非常に多くあります。そのため、帰国枠で受験できる大学は、特殊な学部学科を志望しない限り、十分な選択肢があります。
ただ、12年生の1年間を過ごしたあとの経歴が今回頂いた質問では不明で、1年前に編入したのに大学受験が今年ではなく来年という点が気になります。12年生の1年間を過ごしたのに卒業ではないということは13年生の教育制度で学ばれたのでしょうが、それでも高2編入なら受験は今年度のはずです。帰国枠大学入試の受験資格には、日本の高校に編入したあとの在籍期間や海外から帰国した後の経過期間を条件として規定しているところも多くあり、2年以内とか2年未満というのがその中での多数派です。受験が来年度なら、そうした大学は帰国枠では受験できないということになります。
Update: '10年7月6日
2009年6月にいただいたご質問への回答