日本の高校を退学し、アメリカに来ています。2年留学し、こちらの高校を卒業後、帰国子女枠及びAO入試での大学受験をと思っています。志望校は横浜国立大学を第一志望、慶應、早稲田を第二志望と考えています。大学及び学部の決め方、AO入試と帰国子女枠、どちらで入るほうが良いのか、などがわかりません。アドヴァイスをください。
まず、慶應義塾大学は、帰国子女枠での受験ではSATやTOEFLのスコアを重視します。TOEFL IBTで100以上、SATは1800以上が最低レベルと考えられますので、慶應を目指すのであれば上記試験の対策に重点を置くことが大切です。
一方、早稲田の帰国枠入試の場合は、筆記試験重視です。文系学部であれば現代文・日本語小論文・英語の3教科が課されます。国際教養学部のAO入試は、国外からの出願では書類審査となります。慶應と同様に(慶應ほどではないにしても)成績や統一試験のスコアが重視されます。
国立大学第一志望ということで、横浜国立大学が挙がっていますが、経済学部と教育人間科学部のAO入試以外は、単身留学生が帰国枠で出願することはできないので注意してください。
一般的に国立大学は、単身留学生が帰国枠受験に出願することを認めない傾向にあります。
横浜国立大学の経済学部を目指すのであれば、日本語小論文が重視されると考えておいてください。
Update: '13年11月18日
2012年1月にいただいたご質問への回答