JOL会員登録 ボタン
無料教育相談 ボタン
メールマガジン モバイル用写真 メールマガジン PC用写真
メールマガジン バックナンバー

2021/09/17 号

☆★━━━━━━━━━━━━━━━━
【JOBA 日本本部より配信】
【高校生・大学受験生対象】
JOBA 通信 2021/09/17 号
━━━━━━━━━━━━━━━━★☆

このメールは、JOBAの講習会を受講してくださった高校生の生徒の皆様、高校生メールマガジン購読のご登録頂きました皆様にお送りしています。

保護者の皆様におかれましては、このメールの内容をお子様にお伝えいただければ幸いです。

──────────────────
目次
■ 大学受験ワンポイント情報(37)
  帰国生にとっての学部学科選び 看護系(1)

──────────────────

2022年度帰国枠入試が始まり、早稲田大学や法政大学などでは一次選考の結果が次々と発表されています。

一次選考は主に書類選考で、合格者はこの後に二次選考を受験することになります。

早慶上智など第一志望校の受験結果が、併願プランに大きな影響を与えることは事実です。

合格者の中には、この後の国立大学に狙いを絞り、受験勉強を続ける人がいることでしょう。

残念ながら不合格であった場合は、10月以降の受験校を早めに確定させる必要があります。

試験日程が遅い大学であっても、出願時期が9月終了のケースは少なくありません。

あえてこの時期に、自身の受験スケジュールを再度見直し、出願忘れが内容に気をつけることをお勧めします。

受験学年から話は変わりますが、この9月から海外高校の最終学年(Grade 12やYear 13)になった高校生のみなさん。

一年後の自分を想像するとともに、受験準備を本格化する時期になりました。

大学ホームページで、入試要項等をチェックすることを忘れず、受験校の絞り込みや学習準備にとりかかってください。

何か疑問点があれば、無料相談(メールのみ)やオンライン相談(有料)を利用してください。

相談のお申込みはこちらのフォームをご利用ください。

https://www.jolnet.com/form/university/conference.php

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 大学受験ワンポイント情報(37)
  帰国生にとっての学部学科選び 看護系(1)

「行きたい学校」を選ぶ中学入試や高校入試と異なり、大学入試は「学びたいこと=学部学科」を選択する入試です。

今回は帰国生にとっての学部学科選びとして、看護系を取り上げます。

COVID-19でエッセンシャル・ワーカー(essential worker)という言葉を目にする機会が増えました。

「社会生活を支えるうえで必要不可欠な労働者」を意味するこの言葉に、医療従事者である看護師が含まれることは言うまでもありません。

看護師を目指すためには、必ずしも四年制大学に進学する必要はありません。

専門学校や短期大学を経て、国家資格試験に合格すれば看護師として働くことができるからです。

あえて四年制大学を志望する人は、看護師の資格取得に加え、看護や保健、衛生に関する深い学びと研究を志すことになります。

看護系で帰国枠を設定している首都圏大学としては、上智大学や慶應義塾大学があります。

上智大学総合人間科学部看護学科の海外就学生経験者入試や慶應義塾大学看護医療学部の帰国生対象入試がこれにあたります。

これ以外にも聖路加国際大学や順天堂大学でも帰国生選抜がありますが、学部学科数に比べると帰国枠入試実施校数は少ないのが現状です。

国公立大学で帰国枠入試を実施しているところとしては、浜松医科大医学部看護学科(海外教育プログラム特別入試)や大阪大学医学部保健学科(帰国生特別入試)があります。

ここで注意したいことは、看護系の受験は工学部や理学部と同様、科目試験がかせられる場合があるということです。

多くの場合は日本語小論文が主要な試験科目になりますが、小論文を課さず英語と理科(1科目)を必須科目とする大阪大学のようなケースを受験プランにどのように含めるかは大きな問題です。

最後に看護系を目指すみなさんに、日本語小論文や面接の対策を取り上げます。

看護はエッセンシャルな職業であることに加え、社会性や人格性が問われる専門職と言えます。

慶應義塾大学看護医療学部の参考小論文の課題は次の通りです。

「日本では、新型コロナウイルスに感染するのはその人の責任だ、と考える人が他の国よりも多いという調査結果があります。このことについて、あなたの考えを500字以内で述べなさい。」

上智大学総合人間学部看護学科のホームページには次のような教育目標が掲げられています。

「『温かでしなやかな感性」を育み、』グローバルな視点に立った異文化理解を深め”他者のために、他者とともに”生きるための素養を身につけることを目指します。」

社会の現状を的確に理解することを基盤に、日々の暮らしを営む現実の人びとをいかにケアするかに留意した心の目と実践力を身につけることが対策と考えてください。

ページの先頭へ戻る