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2021/10/15 号

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【JOBA 日本本部より配信】
【高校生・大学受験生対象】
JOBA 通信 2021/10/15 号
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このメールは、JOBAの講習会を受講してくださった高校生の生徒の皆様、高校生メールマガジン購読のご登録頂きました皆様にお送りしています。

保護者の皆様におかれましては、このメールの内容をお子様にお伝えいただければ幸いです。

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目次
■ 大学受験ワンポイント情報(39)
  帰国生にとっての学部学科選び 文理融合(1)

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出願と言う点から見れば、2022年度4月入学の帰国生入試は折り返しに入ったと言えます。

入試日が12月6日の横浜国立大学経営学部であっても、あと2週間ほどで出願終了となります。

年明けに入試がある国公立大学では、東京大学(11月1日~7日)、一橋大学(11月26日~12月2日)、東京学芸大学(12月21日~23日)とおしなべて年内の出願です。

2月25日・26日の試験日まではまだ日数が残されていますが、出願それ自体は目前にあるといえるでしょう。

2022年4月入学の出願が終了することとは別に、前回のメルマガで取り上げたようにこの時期は2022年秋(9月)入学の出願が始まる時期でもあります。

上智大学国際教養学部を例にとると、First applicationのWEB出願が約一か月後の11月17日から受け付け開始となります(Second applicationのエントリー開始は2022年3月16日)。

卒業生に加えSiniorのみなさんにとっても受験準備は始まったと言えます。

それぞれの進路に合わせ、慌てることがないよう着実い準備を進めてください。

上智大学と言えば、アドミッションズオフィス再開のお知らせが大学ホームページに公表されています。

アドミッションズオフィスを除くキャンパス内への入構は禁止ですが、これもCOVID-19の感染が収束した一つのプラス面の現れでしょう。

教育相談や過去問題の閲覧・複写も可能ですから、一時帰国のスケジュールに合わせ来訪して試験問題や解答用紙の<現物>を見るのも良いかもしれません。

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■ 大学受験ワンポイント情報(39)
  帰国生にとっての学部学科選び 文理融合(1)

大学の進路選択に「文系」「理系」があることは海外に在住の高校生にもよく知られていることでしょう。

日本国内では、高校2年生あるいは3年生に進級する際に「文系」「理系」のクラス分けが一般的です。

ここ数年の傾向として、文系と理系を合わせた文理融合を謳った新しい学部学科が登場しています。

横浜国立大学の都市科学部(2017年開設)、九州大学の共創学部(2018年開設)、中央大学の国際情報学部(2019年開設)がこうした文理融合の学部に当たります。

海外大学のようにダブルメジャーが浸透していない日本の大学では、大学は学部と言う仕切りで専攻を縦割りで学ぶイメージが強いと言えます。

東京大学のように古くから教養学部を設置し文理融合の重要性を保持しているケースもありますが、最近の傾向としては社会問題解決型の研究テーマと関連するかたちで文理融合の学部が開設されています。

例えば九州大学共創学部は、上智大学総合グローバル学部のように一学部一学科で、ホームページの学部紹介で次のような案内文を掲載しています。

「高等学校までは、文系、理系のいずれを選択しても「答えがある」問題に繰り返し取り組むことで、知的基礎体力を身につけることが求められます。

この知的基礎体力を礎に、大学では、自分で選択した学門分野の中で、自分で問いを立て、その答えを見つけ出していくという能動的な学びが求められますが、

特定の専門分野を早い段階で決めるために、「これを学んだからこれをする」というように、専門性が先行し、専門性の枠を超えた発想や思考をするのが難しくなる場合があります。

共創学部では、まずは自分が取り組みたい課題を見つけ、次に課題を解決するために必要となる専門を学びます。」

まさに問題解決型を主眼とした文理融合学部と言えるでしょう。もちろん帰国生入試を実施しています。

東京にばかり目を向けず、「自分が学びたいこと」「社会に貢献できる学問とは何か」を意識した大学選びをしてもらいたいと思います。

参考資料:九州大学共創学部 https://kyoso.kyushu-u.ac.jp/(最終閲覧日 2021年10月10日)

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