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【JOBA 日本本部より配信】
【高校生・大学受験生対象】
JOBA 通信 2023/1/20 号
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このメールは、JOBAの講習会を受講してくださった高校生の皆様、高校生メールマガジン購読のご登録頂きました皆様にお送りしています。
保護者の皆様におかれましては、このメールの内容をお子様にお伝えいただければ幸いです。
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目次
■ 大学受験ワンポイント情報(66)
秋季入学試験について(2)
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世界経済フォーラムの年次総会が、今年も1月16日からスイス・ダボスで開催されています(以下、ダボス会議)。
会議内容の詳細はニュース報道に譲るとして、ここでは昨年最終号のメルマガでお伝えした時事問題・入試準備と関連させてこの会議を取り上げます。
各国の首脳や経済界のCEOをはじめとする社会的リーダーが多数参加するこの会議は毎年テーマを定め、さまざまな議論が行われます。
過去3年間のテーマをあげると、
2021年「グレードリセット」
2022年「歴史的転換点:政策とビジネスの戦略」
2023年「分断された世界における協力の姿」
と新型コロナのパンデミックやロシアによるウクライナ侵攻など、その時々の社会情勢をふまえつつ、将来に向け私たちがどのように考え、生きていくかが論じられます。
多くのセッションでは2030年をゴールとするSDGsの17テーマに関する議題も扱われています。大学入試に目を向けると日本語小論文ではダボス会議に関連した論説文や新聞記事が課題文として登場することがあります。
世界経済フォーラムのホームページでは、各セッションの様子がYouTube動画で紹介されています。
「今世界で何が議論されているのか」「その議論について各界のリーダーはどのように考えているのか」を把握し、そこから自分の意見・考えを導き出す材料として活用してみてください。
参考URL 世界経済フォーラム YouTube(https://www.youtube.com/c/wefjapan 最終閲覧日:2023年1月16日)
World Economic Forum YouTube(https://www.youtube.com/WorldEconomicForum 最終閲覧日:2023年1月16日)
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■ 大学受験ワンポイント情報(66)
秋季入学試験について(2)
前号に引き続き、秋季入学試験を取り上げます。
早稲田大学国際教養学部(SILS)の2023年9月AO入学試験のEarly Admissionのエントリーが今月17日に締め切られました。
Regular Admissionの出願期間は、1月18日から2月20日です。
書類審査の合否発表はいずれの出願も4月14日、必要に応じて4月22日または5月6日に面接試験が行われます。
また補欠合格の可能性がある繰り上げ待機者のリスト発表が5月22日になります。
早稲田大学と同じく国際教養学部をもつ上智大学(FLA)では、昨年12月に9月入学の第1期募集の出願が終了しています。
第2期募集は、Web出願期間が3月15日から4月5日、書類提出期限が4月12日となります。
上智大学の場合、合格発表が第1期(2月10日)・第2期(6月2日)と分けて行われる点は早稲田大学と異なります。
SILSにせよFLAにせよ、AO入試であり帰国生入試ではありません。しかしながら英語による学位取得プログラムから海外高校の卒業生はもとより本帰国した海外就学経験者には人気の学部です。
出願にあたっては英語essayを提出する必要があり、早稲田大学では800words、上智大学では500wordsで<志望理由>や<学修計画>、<卒業後の進路>を明確に記すことが求められます。
当然のことながら学部のアドミッション・ポリシーにしっかりと目を通し、「4年間で何をどのように学び」「その学びを将来どのように活かすか」を流暢な英語で書き上げることがポイントとなります。。
早稲田大学や上智大学のように募集が2回行われる入試では、1回目と2回目のどちらが合格に有利なのか?は受験生であれば気になる点だと思います。
以前、上智大学に聞いた時には「どちらが有利・不利ということはありません。外部英語試験のスコア取得や出願準備に応じて1期・2期に出願してください。」との回答を受けました。
現在もそうであるかは不明ですが、一つの回答としてこの場でみなさんと共有します。