JOL会員登録 ボタン
無料教育相談 ボタン
メールマガジン モバイル用写真 メールマガジン PC用写真
メールマガジン バックナンバー

2023/3/3号

☆★━━━━━━━━━━━━━━━━
【JOBA 日本本部より配信】
【高校生・大学受験生対象】
JOBA 通信 2023/3/3 号
━━━━━━━━━━━━━━━━★☆

このメールは、JOBAの講習会を受講してくださった高校生の皆様、高校生メールマガジン購読のご登録頂きました皆様にお送りしています。

保護者の皆様におかれましては、このメールの内容をお子様にお伝えいただければ幸いです。

──────────────────
目次
■ 大学受験ワンポイント情報(69)
  帰国生入試変更点:早稲田大学、慶應義塾大学

──────────────────

COVID-19の影響がようやく下火になりつつある中、巷では高病原性鳥インフルエンザの人感染が耳目を集めています。

人類の歴史は感染症との闘いであったということを思わず想起させる出来事です。

日本各地ではマスク着用を義務化しない卒業式が高校で挙行ざれています。

徐々にではありますが、コロナ前の日常風景が戻りつつあることにある種の安らぎを覚えるのはみなさんも同じではないでしょうか。。

日常への回帰は大学入試も同じです。

慶應義塾大学ではCOVID-19の感染拡大時に認めらていたTOEFL iBT Home EditionやIELTS Onlineなどの自宅受験による試験結果は出願時に受け付けないことを公表しています。

今後は指定会場の試験結果(スコア)のみ出願が認められます。

上智大学のホームページには、3月30日に来場型のオープンキャンパスの開催が案内されています(海外生向けのオンライン参加も同時開催されます)。

国際基督教大学でも3月25日に三鷹キャンパスで春のオープンキャンパスを開催します。

海外高校生の皆さんは春の時期に一時帰国することは学校休みの関係から難しいかもしれません。

この春はオンライン参加で各大学や学部学科の特徴をつかみ、夏期休暇の長期休みにはぜひキャンパスを訪れてみてください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 大学受験ワンポイント情報(69)
  帰国生入試変更点:早稲田大学、慶應義塾大学

2022年6月17日号のメルマガで、関西学院大学の帰国生入試廃止のニュースと合わせ、早稲田大学の理工3学部が2024年度から帰国生入試(4月入学)の募集停止することをお伝えしました。

早稲田大学についてはその後も帰国生入試に関わる入試変更点が公表されていますので、今号で整理しておきます。

・早稲田大学政治経済学部:グローバル(海外就学経験者)入学試験の募集人員変更
2025年度4月入学、40名を30名に減員

・早稲田大学商学部:帰国生入試の募集停止
2024年度入試(4月入学者募集)を最後とし、2025年度入試(4月入学者募集)以降、募集停止

・早稲田大学基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部:帰国生入学試験の募集停止
2024年度以降の帰国生入学試験(4月入学)の募集停止

・早稲田大学社会科学部:英語学位プログラムAO入学試験(TAISI)の4月入学募集停止
2023年度入試よりグローバル入学試験、英語学位プログラムの4月入学試験の募集停止、英語学位プログラムAO入学試験・9月入学試験の募集人員を40名から60名に増員

早稲田大学についてはこれまでにも帰国生入試の募集停止をお伝えしてきました。理工3学部や社会科学部を志望するみなさんは、英語学位プログラム(9月入学)を選択肢の一つとして、受験準備に取り組んでもらいたいと思います。

慶應義塾大学では2023年3月1日付けで、大学ホームページに2025年度以降の「帰国生対象入学試験」に関する変更点が掲載されています。

慶應義塾大学文学部、商学部、看護医療学部、薬学部:帰国生対象入学試験の募集停止
2025年度帰国生対象入学試験(2025年4月第1学年入学志願者対象)より募集を停止します。
これにより、2023年7月に出願受付を開始する2024年度帰国生対象入学試験(2024年4月第1学年入学志願者対象)が最後の試験となります。
2025年度以降は、一般選抜による出願をご検討ください。

慶應義塾大学医学部:第2次選考の課題論文問題における理科と数学の基礎知識を応用した領域
2025年度帰国生対象入学試験(2025年4月第1学年入学志願者対象)以降、理科と数学の基礎知識は以下に記す通りとします。
理科:物理基礎、化学基礎、生物基礎
数学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学C(ただし、数学Aからは「図形の性質」、「場合の数と確率」、数学Bからは「数列」、「統計的な推測」、数学Cからは「ベクトル」、「平面上の曲線と複素数平面」

2025年度4月第1学年入学試験の対象となるのは、現在、Grade11にあたる高校生です。帰国生募集が縮小されてきた早稲田大学の経緯を考えると、上記以外の他学部(経済学部、法学部、理工学部など)でも同様の変更点が出てくる可能性は否定できません。

過度に神経質になる必要はありませんが、これから日本国内の大学進学を志望する海外中高校生は語学力だけに頼らず一般入試受験を想定した学力養成を意識して日々の学習に取り組んで欲しいと思います。

ページの先頭へ戻る