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2023/3/17号

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【JOBA 日本本部より配信】
【高校生・大学受験生対象】
JOBA 通信 2023/3/17 号
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このメールは、JOBAの講習会を受講してくださった高校生の皆様、高校生メールマガジン購読のご登録頂きました皆様にお送りしています。

保護者の皆様におかれましては、このメールの内容をお子様にお伝えいただければ幸いです。

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目次
■ 大学受験ワンポイント情報(70)
  7月までの受験準備(5月・6月卒業の高校生)

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3月も半ばを過ぎ、日本では進級(学年代わり)の時期を迎えます。

4月から高校3年生になる国内高校生は、受験学年であることをより実感する一年の始まりです。

海外でも上海日本人学校高等部のように日本の教育課程に則った高校に在籍している新高3は、国内高校生と同様な意識を持ち受験勉強に取り組み始めることでしょう。

その一方でインターナショナルスクールや現地校に通っている多くの海外高校生にとっては、3月から4月への移行はあまり大きな節目とはならないかもしれません。

欧米であれば5月の最終試験を経て、卒業が大きな節目となることでしょう。

卒業前の数ヶ月は何かと慌ただしい時期だと思いますが、最終試験への取り組みと合わせ、受験勉強が途絶えることがないよう気をつけてください。

受験学年ではない海外高校生は、前号でも記した通り、夏休みのスケジュールを組み立て始めることをお勧めします。

来場型の学校見学や学校訪問をすることはもちろんのこと、大学受験予備校の夏期講習会に参加したり模擬試験を受験したりして受験準備に取り組み自身の立ち位置を確認する絶好の機会でもあるからです。

この夏の過ごし方が来年・再来年につながることを考慮した計画づくりを期待しています。

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■ 大学受験ワンポイント情報(70)
  7月までの受験準備(5月・6月卒業の高校生)

オセアニア地域や東南アジアの一部地域を除けば、多くの海外高校生が5月・6月に卒業を迎えます。

あいさつ文でも書いた通り、卒業試験に向けた学習だけではなくAP試験や外部英語試験の受験をひかえたこの時期は海外のGrade12・Year13の高校生にとって多忙な時期でもあります。

今号ではそうした海外高校生にとって、本帰国(試験帰国)するまでの受験準備について取り上げます。

ちなみに以下は2024年度4月入学を第一志望とすることと大学選びが一応完成したことを前提にしています。志望校を決めかねている人は、受験校選定と並行して準備を進めてください。

1.受験スケジュールの作成

卒業時期に合わせた受験スケジュールを作成しましょう。

2024年4月入学の帰国生入試要項が公表されるのは毎年4月下旬以降ですから、この時期はまだ確定の予定表を作成することは難しいかもしれません。

入試変更が生じない限り、「出願方法や出願期間、試験日・発表日」は2023年度と大きく違わないはずですから、大学ホームページに掲載されている入試要項をもとに出願や試験に関わるスケジュール表を作成してください。

出願については、オンライン出願と郵送出願の両方を必要とする大学が主流です。それぞれについて区分して記載することが必要です。

一次選考と二次選考がある場合、試験日や発表日はそれぞれ分けると入試のイメージがより具体的になります。

2.出願書類の確認

前年度の要項で出願に必要とされる書類を確認し、準備のスケジュールを立てましょう。

主な出願書類としては、「志願票」「卒業(見込み)証明書」「成績証明書」「外国語外部試験の結果」「写真票」「パスポート(旅券)のコピー」「入学検定料の納付証明書」があります。

さらに大学によっては「国家試験等の統一試験の試験成績証明書」「推薦書」「志望理由書・活動報告書」「エッセイ」の提出を求める場合があります。

自分で準備するもの、学校から発行してもらうもの、その他機関から発行するものなど出願書類は多岐に及びます。

基本的には受験校の数だけ書類が必要ですから、自分が思っている以上に時間や手間がかかることを事前にイメージしておかなければなりません。

国内高校生であれば、あまり悩まず高校から発行してもらえばよいのでしょうが、海外高校の場合、学校ごとに書類の書式や発行手続きが異なる場合があります。一例をあげると原本が1通しか発行されないためコピーに証明書や公印を付け加えて提出する場合が挙げられます。

出願は入試の第一歩です。少しでも不明点があれば、自ら大学に問い合わせることも大切です。

また帰国してしまうと学校発行の書類が入手しにくいケースが発生します。卒業証明書や成績証明書は受験予定校数より多めに準備することは言うまでもありません。

3.帰国後の学習態勢

大学受験の場合、自身の受験に合わせ家族全員が本帰国しないことがあります。つまり単身で帰国し受験勉強に取り組むケースです。

「自宅で一人生活をしながら」「親戚宅に同居しながら」「学生ハイツに入居しながら」勉強に取り組むことになります。

ふだんの生活とは異なる環境になる場合は、その準備も大切です。

また8月末から始まる帰国生入試に向け、直前学習をどのように進めるかも考え始める時期です。

国内予備校の帰国生入試対策講座に参加したり、オンライン授業を継続したり、自分に合った対策や方法を選ぶことが必要です。

合格実績だけに目を向けず、目標達成を十分にサポートしてもらえることをポイントとした学習態勢づくりをしてください。

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