JOL会員登録 ボタン
無料教育相談 ボタン
メールマガジン モバイル用写真 メールマガジン PC用写真
メールマガジン バックナンバー

2023/6/16号

☆★━━━━━━━━━━━━━━━━
【JOBA 日本本部より配信】
【高校生・大学受験生対象】
JOBA 通信 2023/6/16 号
━━━━━━━━━━━━━━━━★☆

このメールは、JOBAの講習会を受講してくださった高校生の皆様、高校生メールマガジン購読のご登録頂きました皆様にお送りしています。

保護者の皆様におかれましては、このメールの内容をお子様にお伝えいただければ幸いです。

──────────────────
目次
■ 大学受験ワンポイント情報(76)
  2024年度入学試験要項:立教大学、横浜市立大学

──────────────────

一時期に比べると目にする機会がやや減少した感がある言葉の一つに「リケジョ」があります。「理系女子」の略語であるこの言葉が、マスコミに登場したのは2010年ころのようです。

当初、理系分野で活躍する女性を示す言葉であったリケジョは、その後、理工系大学で学ぶ女子学生や理工系大学への進学を志望する受験生にも拡大使用されるようになりました。

リケジョと関係して日本の大学入試で近年注目を集めているのが「女子枠」です。

内閣府男女共同参画局の資料(男女共同参画白書 令和3年版)によれば、薬学・看護学や人文科学、教育では女子学生の割合が過半数を超える一方で、理学は3割弱、工学は15%に過ぎません。

医学・歯学の女子学生比率は37.5%ですから、いかに理工学系統で女子学生比率が低いかがわかります。

「女子枠」採用で大きな注目を集めたのが東京工業大学です。

2024年度入試から総合型選抜と学校推薦型選抜で58名、2025年度入試では85名の女子枠を導入し、募集人員の14%(143名)を女子枠が占めるかたちになります。

一般枠は男女ともに出願が可能ですから、入学レベルでは女子学生の占有率が今よりも高くなることは想像に難くありません。

名古屋大学や島根大学、富山大学では2023年度入試から、女子枠を新設し募集を実施しています。

なぜ女子枠を導入するのでしょうか。そこには理工系が目標とするイノベーションを生み出すため、大学という教育・研究の場が多様性に富んでいなければならないという発想があるようです。

大学に限らずさまざまな領域でジェンダーバランスが悪いことは、日本社会の特徴としてしばしば指摘されることです。

海外就学生(帰国生)がグローバル化の潮流の中で大学教育の多様化に貢献したことが、次は女子枠の導入により研究分野がどれだけ多様化され、ジェンダー・ギャップの縮小化につながるかを問われて言えるのかもしれません。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 大学受験ワンポイント情報(76)
  2024年度入学試験要項:立教大学、横浜市立大学

詳細や確定情報は必ず各大学のホームページでご確認ください。

・立教大学 

入試要項

対象学部:経営学部

WEB出願期間: 2023年9月29日(金)から10月6日(金)

書類送付締切日:10月16日(月)

第1次選考(筆記試験):11月18日(土)10:00~

第1次選考 合格者発表 :11月18日(土)19:00

第2次選考(面接試験):11月19日(日)

合格者発表:12月4日(月)

11学部27学科をもつ立教大学ですが、帰国生入試を実施している学部は経営学部だけです。外国の学校で12年課程を修了している場合は、国際コース選抜への出願が可能で、実施学部は社会学部・法学部・異文化コミュニケーション学部になります。

英語による学位取得プログラムを志望する場合は、国際コース選抜 グローバル・リベラルアーツ・プログラム(GLAP)への出願となります。

・横浜市立大学

参考URL

対象学部:国際教養学部、国際商学部、理学部、データサイエンス学部

出願期間(郵送必着):2023年9月5日(火)から9月8日(金)

選考日:10月7日(土)

合格発表日:11月1日(水)

年内入試が比較的少ない国公立大学の中で、横浜国立大学と並んで一足早く帰国生入試を実施する大学が横浜市立大学です。学部学科数はそれほど多いとは言えませんが、自身の志望系統にフィットすれば受験校に加えても良いでしょう。

国際商学部はSATの受験が必須となるため、注意が必要です。

横浜市立大学では海外帰国生特別選抜とは別に、国際バカロレア入試を実施しています。IBDPの取得は国内・海外を問わないこと、外部英語試験の高スコアが必要となることから海外高校生にとっても有利な入試方式です。

帰国生募集がない医学部(医学科、看護学科)もIB入試であれば受験可能です。

ページの先頭へ戻る