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【JOBA 日本本部より配信】
【高校生・大学受験生対象】
JOBA 通信 2023/7/7 号
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このメールは、JOBAの講習会を受講してくださった高校生の皆様、高校生メールマガジン購読のご登録頂きました皆様にお送りしています。
保護者の皆様におかれましては、このメールの内容をお子様にお伝えいただければ幸いです。
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目次
■ 大学受験ワンポイント情報(77)
過去問題について
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立命館大学国際入試課から英語による学位取得プログラムに関する模擬講義の案内が届きました。
メルマガ読者にとって授業言語が英語であることは日常的とは思いますが、大学の授業がどのようなものであるかをぜひこの機会に体験して欲しいと思います。
今号のあいさつ文は同大学の英語による模擬授業の紹介とさせていただきます。
2023年7月9日(日)国際関係学部
Languages and Culture: Thinking for Speaking
教員:Scott Koga-Browes 准教授
2023年7月16日(日)グローバル教養学部
Design and Accessibility
教員:Paul Haimes 准教授
2023年7月23日(日)情報理工学部
Basic Types of Machine Learning
教員:Mate Kovacs 助教授
– 模擬講義イベントは全て英語で実施いたします。
– ご登録いただいた方には、当日参加できなかった場合でも後日録画をお送りします。
お問い合わせは以下まで
立命館大学国際入学課
Ritsumeikan University – International Admissions Office Japan603-8577 KyotoKita-ku56-1 Toji-in Kitamachi +81 (0)75 -465 -8162
Ritsumeikan University – International Admissions Office
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■ 大学受験ワンポイント情報(77)
過去問題について
7月に入り、いよいよ2024年4月入学の出願が本格的に始まります。
最近はWeb出願と郵送出願の併用が一般的ですから、くれぐれも期限に注意し、出願ミスがないように気をつけましょう。
出願前も出願後も受験生がするべきことは、当然のことながら「受験勉強」です。
受験勉強にもいろいろな方法がありますが、その一つに過去問題への取り組みがあります。
一般入試であれば、書籍や予備校ホームページで過去問題は言うまでもなく、模範解答や学習ポイントを見つけることができます。
しかし帰国生入試では、過去問題の公表が一般入試に比べる少ないのが現状です。もちろん書店で販売されていたり、詳しい解説があったりすることはまずありません。
そこで受験生のみなさんは、まず大学ホームページに過去問題が掲載されていないかを調べる必要があります。
東京大学や早稲田大学では、大学ホームページに過去3年間分の問題を掲載しています。
ほかにも横浜国立大学や法政大学など、ホームページ上で過去問題を公開している大学は少なくありません。
このときに一つ気をつけたいことは、著作権上の理由から問題が部分的に閲覧できない点です。
例えば課題文型小論文であれば、問題文の出典名や筆者名、設問文は明記されている一方で、試験本番で読むべき文章が削除されてしまっているケースです。
どうしても過去問題に取り組みたい場合、その対策には2通りあります。
まず一つ目は大学の入試事務室を訪れ、問題原本の閲覧申請をしてみることです。事前予約が必要であるとともに、おそらく写真撮影は許可されませんから手書きで問題文を書き写すことになります。
もう一つは、出典となる書籍や雑誌、新聞を探し、問題文を自分自身で補うことです。
大学ホームページには過去問題を公開せず、メール申請することで入手可能な大学があります。
上智大学の場合、一部学科の問題は非公表ですが、帰国生(海外就学経験者)入試を実施しているほとんどの学部学科の過去問題を請求することが可能です。
過去問題はただ持っているだけでは何の役にも立たないのは言うまでもありません。また解くだけでは<もったいない>使い方になります。
試験時間の配分を考えたり、余白状況を確認したり、様々な情報が過去問題(とくに現物)には隠されています。
猛暑と豪雨が交互に続く毎日ですが、くれぐれも健康に気をつけ、過去問題に取り組んでみてください。