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2023/7/21号

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【JOBA 日本本部より配信】
【高校生・大学受験生対象】
JOBA 通信 2023/7/21 号
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このメールは、JOBAの講習会を受講してくださった高校生の皆様、高校生メールマガジン購読のご登録頂きました皆様にお送りしています。

保護者の皆様におかれましては、このメールの内容をお子様にお伝えいただければ幸いです。

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目次
■ 大学受験ワンポイント情報(78)
  東京都立大学の秋入学について

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JOBA日本本部がある東京に限らず、日本ではこのところ各地で気温35度越えの猛暑が続いています。

9月以降に帰国枠入試を控えたみなさんは、体調管理に十分に気をつけ受験勉強に取り組んでください。

間もなく始まる高校の夏休みに合わせ、多くの大学でオープンキャンパスが本格的に実施されます。

中学や高校と違い大学はキャンパスが広く校舎数も多いため、直接会場を訪れることにためらいを感じる人もいるかもしれません。

「何をみたら良いのか」「どのプログラムに参加したら良いのか」悩む人も少なくないと思います。

最近ではドローン技術の進歩や360度カメラの普及、Zoomをはじめとするオンライン会議アプリの広まりにより、直接行かずとも大学の様子や雰囲気がかなり身近に感じられるようになっています。

そうは言っても、入学後4年間(あるいは6年間)通う場所を、事前に一度も訪れることなく選んでしまうことにも違和感を持ちます。

東京大学や千葉大学を始め多くの大学では、学生ガイドによるキャンパスツアーを実施しているところがあります。

ツアーの多くは事前申込制(ほとんどが数日前でOK)で、先輩の話を聞きながら志望大学を散策するのも学校見学の方法の一つです。他の受験生と話をしたり、もしかしたら先輩から受験アドバイスをもらえたりする機会があるかもしれません。

私事ですが以前、国際基督教大学(ICU)をアドミッションズ・オフィスを訪れた際にキャンパスツアーをお願いしたことがあります。

JOBAから来たことを踏まえ、大学側からは帰国学生をガイドを手配していただきました。

学生の視点ならではの学校散策は新鮮味があり、ICUの魅力はもとより帰国生ならではの大学生活の様子についても話ができました。

海外高校の休みに合わせ一時帰国中のみなさん、現地に帰る前にぜひオープンキャンパスやキャンパスツアーを経験してみてください。

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■ 大学受験ワンポイント情報(78)
  東京都立大学の秋入学について

本メルマガでもたびたび取り上げている秋入学(9月入学)について、今回は東京都立大学を紹介します。

東京都立大学では全7学部のうち、経済経営学部と健康福祉学部を除く5学部で4月入学の中で「特別選抜(帰国子女入試)」が実施されています(2023年度学生募集要項)。

帰国子女の要件としては、外国において12年課程の最終2学年の在籍を必須とせず、途中の本帰国者であっても「中学校、高等学校及び中等教育学校を通じて3年以上外国の学校で教育を受け、かつ、日本の高等学校の在籍期間が2年未満のもの」であれば出願を認めています。

選抜は2段階で、まず提出書類による1次選考とそれに合格した場合の2次選考(学科試験・面接試験)で、2次選抜は国公立大学の前期試験日程となります。

大学入学共通テストの受験は不要ですが、2次選考の筆記試験は国内高校生と同じ教科・内容になることには注意が必要です。

4月入学では海外帰国生を受け入れてきた東京都立大学では理学部生命科学科で、2024年度から秋季入学を導入することが公表されています。

募集要項はまだ大学ホームページにも掲載がありませんが、以下の内容が報道発表されています。

入学時期:2024年10月1日

出願時期:2024年4月

選抜時期:2024年6月

合否発表:2024年7月上旬

対象:留学生、帰国子女、国内外のインターナショナル・スクールの出身者

募集定員:若干名

選抜方法
(1)第一次選抜:書類選考
(2)第二次選抜:面接(言語は英語又は日本語)

修行年限:原則4年 4年6か月の長期履修制度を準備予定

特徴:英語で学士の学位を取得可能

出願資格:https://www.tmu.ac.jp/extra/download.html?d=assets/files/download/auth/press/20221202_1.pdf

秋季入学についてはすでに多くの大学・学部学科が実施していて、東京都立大学のニュースが目新しいものではありません。

しかし1つ注目すべきは、秋季入学生に対して「長期履修制度」を検討している点です。

4月開始・3月終了の年度暦で動いている日本社会では、これまでにも秋季入学者の卒業と就職の時期についてデメリットの指摘がありました。

そうした中で、秋季入学・春期卒業となる制度の導入は、学生のストレスや不満を解消できる可能性を持っています。

出願時期から考えると来月(8月)には、詳しい募集要項が閲覧できるのではと考えています。

理系志望で英語による学位取得プログラムや秋季入学を考えている海外高校生は、受験校の一つに組み入れることを検討してみてください。

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