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2023/8/4号

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【JOBA 日本本部より配信】
【高校生・大学受験生対象】
JOBA 通信 2023/8/4 号
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このメールは、JOBAの講習会を受講してくださった高校生の皆様、高校生メールマガジン購読のご登録頂きました皆様にお送りしています。

保護者の皆様におかれましては、このメールの内容をお子様にお伝えいただければ幸いです。

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目次
■ 大学受験ワンポイント情報(79)
  女子大学の帰国生入試について(国公立大学)

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すでにご承知の方も多いと思いますが、TOEFL iBTが先月26日から新形式に変更しました。

これまでの試験との変更点は以下の通りとなります。

・試験時間が3時間から2時間に短縮(Reading 35分、Listening 36分、Speaking 16分、Writing 29分、休憩なし)

・Writing問題の出題形式が部分的に変更

変更しない点

・問題内容(100% Academic English)

・Reading、Listening、Speaking、Writing(Integrated task)の出題形式と設問形式、一問あたりの解答時間

・Reading、Listening、Speaking、Writing(Integrated task)の問題レベル(難易度)

・料金(通常 US$245)

・テスト日程、会場

試験時間の短縮は受験生にとっては、ありがたい変更かもしれませんが、今回の変更点の中で注目したい点はWritingの新しいtaskです。

これまでのIndependent taskが廃止され、Academic Discussion taskが採用されます。

内容としては、教授の質問とそれに対する2人の生徒の回答を読み、自分の意見を提示するものです。

テーマ(問題)に対して自分自身の知識や経験をもとに意見を披歴する従来のIndependent taskに比べ、他者の考察や分析に対して自分の意見を展開するAcademic Discussion taskは大学における実践的な学びに近いと言えるでしょう。

現地校やインターナショナルスクールの高校課程では、類似した授業を行うケースも少なくないことから、解答のポイントさえ押さえてしまえばIndependent taskよりも書きやすい人も少なくないのではないでしょうか。

解答時間は10分間とかなり短縮されますから、アイデア出しや構成に時間を費やすことはできません。

ETSのホームページに公開されている採点基準に目を通し、高スコア獲得に必要なDiscriptionをしっかりと確認した上でのトレーニングが大切です。

参考資料:Writing for an Academic Discussion Rubrics
https://www.toefl-ibt.jp/dcms_media/other/toeflibt_writing_for_an_academic_discussion_rubrics.pdf

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■ 大学受験ワンポイント情報(79)
  女子大学の帰国生入試について(国公立大学)

本メルマガ6月16日号で理工系学部で採用され始めている「女子枠」の話題を取り上げました。

「女子枠」とは異なりますが、日本には男子大学はありませんが女子大学はあります。本号では、女子大学の帰国生入試を取り上げます。

・国公立大学

2024年8月現在、日本には86の国立大学と99の公立大学があり、そのうち女子大学にはお茶の水女子大学、奈良女子大学、群馬県立女子大学、福岡女子大学の4大学があります。

帰国生入試は奈良女子大学を除く3大学で実施されています。

<お茶の水女子大学(国立)帰国生徒・外国学校出身者特別選抜>

実施学部:文教育学部、理学部、生活科学部、共創工学部(一部、対象外の学科あり)

出願資格:外国の正規の教育制度に基づく教育機関において、12年の課程(日本における通常の課程による学校教育の期間を含む)を令和5年4月1日から令和6年 3月31日までに卒業(修了)した者又は卒業(修了)見込みの者で、外国において最終学年を含め2年以上(2学年相当修了も含む)継続して学校教育を受けている者又はこれに準ずる者で文部科学大臣の指定した者 ※上記以外の要件あり

出願期間:インターネット出願登録期間 令和5年10月20日(金)9:00~10月25日(水)8:59、郵送出願期間 令和5年10月23日(月)~10月25日(水)【必着】
第一次選考:11月17日(金)に第1次選考結果を学内掲示し、かつ合格者には郵送(速達)により通知

第二次選考:11月25日(土)・11月26日(日)※11月26日(日)は文教育学部、共創工学部文化情報工学科のみ

合格発表:12月7日(木)

第一次選考は書類審査、第二次選考は学科試験and/or面接(口述試験)になります。一部学科では実技試験や数学の学科試験が課されます。

<群馬県立女子大学帰国子女特別選抜>

実施学部:文学部、国際コミュニケーション学部

出願期間:2024年1月22日(月)~2月02日(金)※消印有効

入学試験日:2024年2月25日(日)

合格発表日:2024年3月05日(火)

※出願資格、試験科目は以下のURLを参照
文学部:https://www.gpwu.ac.jp/img/d6af7bc6433e3bb095077812e242ae1e8f4ecfee.pdf
国際コミュニケーション学部:https://www.gpwu.ac.jp/img/e3da1515b6cd84c8c836d59cfbcdf0a3332ab92a.pdf

<福岡女子大学帰国子女特別入試>

実施学部:国際文理学部

出願期間:Web登録期間 2024年1月9日(火)~1月26日(金)、出願書類提出期間 2024年1月17日(水)~1月29日(月)必着

試験日時:2024年2月3日(土)

合格発表:2024年2月8日(木)

※出願資格、試験科目は以下のURLを参照
https://www.fukuoka-wjc.ac.jp/entrance/guidance6-4.html

女子大学だからと言って共学校と比べ、入試方法や出願資格に大きな違いがあるわけではありません。アドミッション・ポリシーや学部や学科の内容が志望系統と合致するのであれば、一つの選択肢として参考にしてください。

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