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2023/8/18号

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【JOBA 日本本部より配信】
【高校生・大学受験生対象】
JOBA 通信 2023/8/18 号
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このメールは、JOBAの講習会を受講してくださった高校生の皆様、高校生メールマガジン購読のご登録頂きました皆様にお送りしています。

保護者の皆様におかれましては、このメールの内容をお子様にお伝えいただければ幸いです。

※本号はお盆休みの関係からあいさつ文のみとなります。

東京工業大学と東京医科歯科大学が統合して2024年に誕生する新大学(東京科学大学、Institute of Science Tokyo:仮称)から、先日ある発表がありました。

英語を学内の「第2公用語」とするというものです。これにより授業や研究はもとより学内の事務対応も英語でのコミュニケーションが可能になります。

日本企業の中にはすでに英語を社内公用語にしている会社は少なくありません。楽天やファーストリテイリングはその代表と言えます。

大学においても、本メルマガで取り上げている「英語による学位取得プログラム」では講義や演習がすべて英語で行われています。

国際教養大学や立命館アジア太平洋大学は、大学全体が英語を公用語としていると言っても良いでしょう。

以前、秋田県の国際教養大学を訪問した際には県庁から大学に出向されている学生課や図書館司書の方が、流暢な英語で海外留学生とコミュニケーションする場面をみて驚いた記憶があります。

さまざな場面で英語使用の領域が広がることは、海外就学生や帰国生のみならず国内高校生にとっても歓迎すべき時代的潮流の一つだと思います。

ただしここで一つ注意しておきたいことがあります。大学が英語を第2公用語とするということは、日常会話を超えアカデミックな領域で使える英語力を伸長する目的があります。

学問の世界にはそのための英語力、ビジネスの世界にはそれなりの英語力が求められるということが、英語の公用語化には求められています。

前号で取り上げたTOEFL iBTのWriting問題が新形式に変更されたことは、大学という学問の場で必要な英語力を試験内容に反映させた結果かもしれません。

とは言え、英語はあくまでコミュニケション・ツールの一つに過ぎませんから、人と人との関係性においては従来言われている多文化主義や文化相対主義、寛容性の思考や態度を身につける必要があります。

これから大学進学を目指す高校生のみなさんは、英語にばかり目を奪われず、学校のさまざまな授業の中で「人間について」「社会について」「文化について」学ぶ機会を得て、自身の教養に磨きをかけて欲しいと思います。

参考URL:https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20230814-OYT1T50277/

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