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2023/10/06号

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【JOBA 日本本部より配信】
【高校生・大学受験生対象】
JOBA 通信 2023/10/06 号
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このメールは、JOBAの講習会を受講してくださった高校生の皆様、高校生メールマガジン購読のご登録頂きました皆様にお送りしています。

保護者の皆様におかれましては、このメールの内容をお子様にお伝えいただければ幸いです。

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目次
■ 大学受験ワンポイント情報(82)
  受験生へのメッセージ:面接試験アドバイス(続)

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10月に入り、受講生から「うれしいメール」が届く時期になりました。

一つは今年秋入学した生徒からのメールです。

新生活の始まりが期待に満ちた言葉で綴られた文面を見ると、自分自身の大学入学を微かに思い出します。

なかには初めての一人暮らしを不安視する声も少しは届きますが、履修登録やガイダンス、オリエンテーションなど新入生ならではの多忙な毎日に追われながら徐々に大学生活を楽しみ始めている様子にエールの返信を送っています。

もう一つは、2024年4月入学試験の合格報告です。

試験直前まであれほど頻繁に顔を合わせていた生徒も、試験日を境にぱったりと交流が途絶えます。

試験の出来具合を聞き取りし心の中では大丈夫だと思いながらも、教師としては発表日までの日々を悶々としながら過ごすしかありません。

カレンダーには生徒それぞれの受験大学の合格発表日が印付けされています。

発表当日は普段通りに仕事をしながら、着信メールを何度も確かめます。この時の心持はおそらく保護者の方と同じです。

気もそぞろの時間を過ごしながら結果報告のメールが届いた時、ようやく受験指導が終了したことを実感します。

「合格おめでとう!しばらくの間は受験勉強を忘れて、自分がしたいことに取り組んでください。時間があれば、ぜひJOBAに来て近況を教えてください。」こんな感じで返信を送ります。

合格の切符を手にした受験生のみなさん、本当におめでとうございます。今後の活躍を心から期待しています。

これから試験を迎える、あるいは思い通りの結果が出ていない受験生もいます。良くない結果は良い結果の始まりです。途中結果に一喜一憂せず、目の前の試験にしっかりと立ち向かってください。

健闘を祈っています!

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■ 大学受験ワンポイント情報(82)
  受験生へのメッセージ:面接試験アドバイス(続)

前回の続編として面接試験を取り上げます。

最初に質問です。「みなさんは試験会場に向かう際に何を持っていきますか?」

持ち物を一つひとつ思い浮かべる人もいれば、質問のくだらなさ(?)に意図をはかりかねる人もいるでしょう。

受験時の持ち物ついては、多くの場合、入学試験要項や受験票に記載されています。

例えば上智大学入学試験要項の「受験上の注意」には、所持品について「受験票」「昼食」「腕時計」「筆記用具等」が記され、「筆記用具等」については試験中に使用を認めるものと認めないものの一例が細かく書かれています。

受験生ならば誰しも持っているであろうスマートフォンは、試験中に使用を認めないものの一例の中に登場します。今回はこのスマホと面接試験に関する話です。

☆ 今あなたは試験当日を迎え、会場に向かっていると想定しましょう ・・・☆

バックパックや肩下げのかばんの中には、試験に必要な持ち物が入っていることと思います。

持ち物の中には、受験票や筆記用具など試験に不可欠のものに加え、あなたの「スマートフォン」が入っていることでしょう。

このスマホが受験生の落とし穴になることがあります。

スマホは電話というよりもタブレット端末やウェアラブル端末と同類の情報機器(コンピューターデバイス)です。

受験生の中には、志望理由書や自己アピール書のデータをスマホに収納しているケースが少なくありません。。

以前のことですが、関西学院大学(関学)を受験した受講生がいます。

早稲田大合格を勝ち取っての受験であり、自信を持って第一志望である関学の入試に臨みました。

試験会場についてわかったことは、関西学院大は受験生が試験会場で情報機器を使用することを禁じていたのです。

(ちなみに関西学院大学の2024年度入試要項にはその他の留意事項として、スマホについて試験中ではなく試験会場内での使用を禁止すると書かれています。試験中=試験会場内ではないことがポイントです。)

後で当人から聞いたところによると、「面接会場に入る前の控え室でスマホに入れた面接対策の資料をおさらいするはずがすっかり予定が狂ってしまった」 とのことでした。

試験に緊張はつきものです。とは言え、予定外の緊張はときに悪い影響を与えてしまいます。

幸いなことにこの受験生は落ち着きを取り戻し、面接を乗り切ることができました。

このことをきっかけとして、面接前に目を通す資料をスマホやタブレット・パソコンではなくハードコピー(用紙やノート)で持参するよう受験生にアドバイスしています。

たとえ持ち込み禁止でなくともバッテリー切れや故障が起これば、コンピューターデバイスはただのお荷物になってしまいます。

小論文のテーマではありませんが、情報機器にもメリットとデメリットがあるは十分にわかっているはずです。

まさかの時に備えた対応も受験生の心構えの一つであることを頭に入れておいてください。

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