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2023/12/1号

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【JOBA 日本本部より配信】
【高校生・大学受験生対象】
JOBA 通信 2023/12/1 号
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このメールは、JOBAの講習会を受講してくださった高校生の皆様、高校生メールマガジン購読のご登録頂きました皆様にお送りしています。

保護者の皆様におかれましては、このメールの内容をお子様にお伝えいただければ幸いです。

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目次
■ 大学受験ワンポイント情報(86)
  南半球の高校生にとっての受験準備(続)

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いよいよ12月に入りました。

毎年この時期になると、早めに私立大学の合格を勝ち取り2月末に実施される国公立大学の帰国生入試に向け勉強に取り組む受験生の姿がみられます。

東京大学や京都大学のように筆記試験に先立ち書類選考が行われる大学では、1次審査の結果が判明する時期でもあります。

4月入学に向けた最後の追い込みとは別に、2024年9月入学の出願準備が始まるのもこの時期です。

上智大学では国際教養学部やSPSF(Sophia Program for Sustainable Futures)入学試験、理工学部英語コース入学試験の2024年秋入学に関する第1期募集がすでに11月15日から出願開始となっています。いずれも英語による学位取得プログラムです。

秋入学を選択するかしないかは受験生それぞれの考え方ですが、秋入学で何より大切なことは外部英語試験のスコア確保と綿密な出願準備です。

4月入学であれば出願から試験までの期間は1ヶ月~2か月ですが、秋入学では入学時期のかなり前から出願準備に取り組まなければ出遅れてしまうことには注意してください。

海外就学経験を生かしたかたちで総合型選抜を受験する国内高校生や海外高校生は、11月1日から各大学で選考結果の発表が行われています。12月に入ると学校推薦型選抜の結果が私立大学中心に発表されます。

総合型選抜や学校推薦型選抜は国内高校生だけの入試形態と思われがちですが、すでに本メルマガでも触れてきた通り、海外高校生であっても出願可能なケースが増えています。

まずは自分自身の志望系統を明確にし、さまざまな入試形態を把握した上でしっかりと受験準備を始めていきましょう。

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■ 大学受験ワンポイント情報(86)
  南半球の高校生にとっての大学受験準備(続)

前回に続き、オーストラリアやニュージーランドに代表されるオセアニア地域の海外高校生に関する受験アドバイスです。

オーストラリアやニュージーランドの現地校はあと2週間もすると「夏休み」に入り始める時期だと思います。

来年あるいは再来年の卒業(修了)を予定し、日本国内の大学進学を検討しているみなさん、この時期にどんな受験準備を始める予定でしょうか。

学校により多少の違いはあるのでしょうが、夏休みに相当する約2か月間の期間は受験生にとって貴重な時間です(北半球のみなさんは来年の夏休みをイメージして読んでください)。

個人差はあると思いますが、以下、受験準備について箇条書きで整理しておきましょう。

(1)受験校の選定

休みの期間を使って取り組んで欲しいことの一つは、受験校の選定です。ふだんはWEB情報しか得られない状態であっても、長期休みで一時帰国する海外高校生は少なくないと思います。

生憎なことに日本の大学はこれから一般入試の受験シーズンに入りますから、会場型のオープンキャンパスや説明会を実施する時期ではありません。

ただしCOVID-19感染拡大の頃とは違い、大学構内への立ち入りを制限しているケースは耳にしません。つまり大学を直に見ることは可能です。

受験準備の一つとして、入試スケジュールの作成はとても大切です。受験のイメージが具体化するし、何をどれだけ勉強すればよいかもわかってくるからです。

一時帰国の機会があれば、一度は自分の目で大学を見に行くことを計画してください。

(2)学科試験対策

一時帰国の機会を利用し、日本国内の予備校の授業を受けてみることも有効です。入学後は同じキャンパスで勉強するかもしれない国内高校生を見ながら大学入試の勉強に取り組むことで、学力だけではなくモチベーションも向上するはずです。

とくに数学や理科(物理・化学・生物)などの理系科目の学科試験は、ふだん海外で学習している授業内容とは問題形式や出題意図が異なります。論説文の読解や文章要約など日本語小論文の準備を開始することも効果的です。

国内高校生に交じっての受験勉強に抵抗がある人は、JOBAのように帰国生対象の教室で学習することを推奨します。

滞在先に戻ってしまえば、ほとんどの海外高校生はオンラインで勉強することになります。通塾対面の授業で自分の弱点に気づくとともに、着実に受験勉強を始める絶好の機会として利用してみてください。

(3)面接対策

帰国生入試に面接はつきものです。得意・不得意は人それぞれでしょうが、休みの期間を利用して面接試験の準備や模擬面接を取り入れることをお勧めします。

ふだんの生活ではあまり気づくことがない自分自身について考えることができるだけはなく、学科試験とは違った点で受験準備にとりかかれます。

「どうすればいいか?」ばかりを考えていると、長い休みも「あっ!」という間に終わってしまいます。

現地校での新学年が始まってしまえば、学校生活の時間的制約から受験勉強が思い通りには進まないこともあります。

考えるとともに、まずは行動に移す。これがとても大切です。

※上記は昨年(12月2日号)の内容を一部改変したものです。

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