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【高校生・大学受験生対象】
JOBA 通信 2024/12/6 号
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保護者の皆様におかれましては、このメールの内容をお子様にお伝えいただければ幸いです。
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目次
■ 大学受験ワンポイント情報(108)
南半球の受験準備と入試対策(続)
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前回に続き、南半球・オセアニア地域の海外高校生に関する話題です。
オーストラリアやニュージーランドの現地校はそろそろ「夏休み」に入る頃だと思います。
来年あるいは再来年の卒業(修了)を予定し、帰国枠入試を検討しているみなさん、具体的にどんな受験準備を始めていますか。
学校により多少の違いはあるのでしょうが、夏休みに相当する約2か月間の期間は受験生にとって貴重な時間です(北半球のみなさんは来年の夏休みをイメージして読んでください)。
個人差はあると思いますが、以下、受験準備について箇条書きで整理しておきましょう。
(1)受験校の選定
長期の学校休みを使い、ぜひともしてもらいたい一つは「受験校の選定」です。ふだんはWEB情報しか得られない状態であっても、長期休みで一時帰国する高校生も少なくないと思います。
生憎なことに日本の大学は間もなく一般入試の受験シーズンに入りますから、オープンキャンパスや公開の説明会を実施する時期ではありません。
ただし大学を直に見ることは可能です。
大学によっては帰国生入試の過去問題が事務室でしか閲覧できないケースもあります。過去問題はすぐに取り組む必要はありません。過去問入手の機会が限られている場合は、長期休みを上手に利用することも大切です。
受験準備の一つとして、入試スケジュールの作成はとても大切です。受験のイメージが具体化することは言うまでもなく、何をどれだけ勉強すればよいかがわかってくるメリットがあります。
(2)学科試験対策
一時帰国の機会を利用し、日本国内の予備校の授業を受けてみることも有効です。入学後は同じキャンパスで勉強するかもしれない国内高校生を見ながら大学入試の勉強に取り組むことで、学力だけではなくモチベーションも向上するはずです。
国内予備校に抵抗がある人は、JOBAのような帰国生対象の学習塾で受験準備することを推奨します。
滞在先に戻ってしまえば、ほとんどの受験生はオンラインで勉強することになります。通塾対面の授業で自分の弱点に気づき、苦手分野を克服する機会として利用してみてください。
(3)面接対策
帰国生入試に面接はつきものです。得意・不得意は人それぞれでしょうが、休みの期間を利用して面接試験の準備や模擬面接を取り入れることをお勧めします。
ふだんの生活ではあまり気づくことがない自分自身について考えることができるだけはなく、学科試験とは違った点で受験準備にとりかかれます。
「どうすればいいか?」ばかりを考えていると、長い休みも「あっ!」という間に終わってしまいます。
現地校での新学年が始まってしまえば、できるはずの受験勉強が時間的制約から思い通りには進まないこともあります。
考えるとともに、まずは行動に移す。これがとても大切です。