それではまず、海外で経験したことなどを順番に教えてもらいましょう。R.Kさんはアメリカのニューヨーク州に2004年~2014年までいたのですよね。計算がすぐにできないですが(笑)、生まれたのもアメリカですか?
R.K いえ、生まれたのは日本で、すぐにアメリカに行きました。
そうですか。長い期間アメリカにいましたね。生活していたところはどんなところでしたか?
R.K 東京と比べると、冬の寒さが厳しかったですね。また、日本の方は治安を気にする人が多いと思いますが、暮らしやすいエリアだったと思います。
ありがとうございます。学校は現地校に通っていたということですが、楽しかったことなどを教えてください。
R.K フィールドデイという運動会みたいな行事があったのですが、それが楽しかったです。
日本の運動会では実施しないような競技はありましたか?
R.K 水の入った風船を、どれくらい落とさずにキャッチボールを続けることができるか競う競技は面白かったですね。
それは日本では聞いたことがないですね。ありがとうございます。それではK.Tさんにも教えてもらいましょう。K.Tさんはシドニーとシンガポールを経験しているのですね。今でも食べたい現地の食べ物はありますか?
K.T そうですね。シドニーのラム肉、シンガポールのチキンライスですかね。
定番がきましたね。では学校のことも聞かせてください。K.Tさんは現地校、インターナショナルスクールと2種類の学校を経験していますよね。シドニーの現地校で楽しかったことを教えてください。
K.T 遠足で牛の乳しぼりをしたことです。
広大なオーストラリアのイメージ通りですね。シンガポールのインターナショナルスクールはどうでしたか?
K.T 水泳大会が印象的ですね。あちらは常に泳げる気候でして。
なるほど。頭に浮かびます。ありがとうございます。大変長らくお待たせしました。それではM.Kさんに聞きましょう。M.Kさんはシンガポールに4年間。シンガポールの暮らしで楽しかったことを教えてください。
M.K 空手とユニバーサルスタジオです(笑)。
ユニバーサルスタジオは置いておきましょう(笑)。空手は元々やっていたのですか?
M.K いえ、あちらで初めてやりました。色々な国の人と一緒に習ったのが楽しかったです。
そうですか。日本で暮らしている人が思う以上に日本の武道は人気があるのですね。学校はどうでした?シンガポールのインターナショナルスクールですよね。シンガポールには様々なインター校がありますが、面白かった行事を教えてください。
M.K グローバルピクニックといって日本の文化祭みたいな行事が面白かったです。親と一緒に料理などを準備して結構楽しかったですね。
それでは富士見丘学園での生活について聞いていきましょう。この学校での生活は楽しいですか?
一同 楽しいです!
良かったですね。とはいえ、入学前は不安なこともあったでしょう。R.Kさん、不安だったことはありますか?
R.K やはりうまく馴染めるかなとか、いじめや仲間はずれはないかなとか。。
実際に入学してみてどうでしたか?
R.K 全くなかったです!女子だけという環境は初めてなのですが、のびのびできて楽しいです。
良かったですね。他に心配だったことはありますか?
R.K やっぱり授業についていけるか不安でしたね。
入学して2ヵ月経ちましたが、授業にはついていけていますか?
R.K 今のところ大丈夫です(笑)。何とか頑張っていけそうです。
部活には入りましたか?
R.K 元々入ろうと思っていたクッキング部に入りました。
どんなものを作っているのですか?
R.K グラタンやクッキーを作りましたね。
結構本格的ですね。引き続き楽しんでくださいね。それではK.Tさんにも聞きましょう。入学前に不安だったことはありますか?
K.T 国語の授業が心配でしたね。漢字が苦手だし、文章題もあまりできないので。
実際はどうでしたか?
K.T 今のところ大丈夫です。ものすごく大変なイメージを持っていたのですが、心配し過ぎたかもしれません。
ではこれから入学する帰国生もついていけそうですかね?
K.T はい、優しい先生が多いですし、帰国生をサポートしてくれる先生もいるので大丈夫だと思います。
部活には入りましたか?
K.T 少林寺拳法部に入りました。
強い部活に入りましたね。経験はあったのですか?
K.T いえ。この学校に入って初めてです。でも、他の中1の子も初めての子ばかりなので、特に問題はなかったです。
◆富士見丘学園の部活動◆
富士見丘では部活動も盛んで生徒も積極的に活動しています。活動日数は、週1日~週5日までと様々なクラブがあります。
部活動の紹介ページはこちらから。
ありがとうございます。それではお待たせしましたM.Kさん。入学前に不安に思っていたことはありますか?
M.K 漢字と国語と定期テストです(笑)。
定期テストというのは国語に限らずですか?
M.K はい、色々大変です(笑)。特に漢字はめちゃくちゃ自信がないのです。通常の漢字検定とは違いますが、校内で漢字検定というテストがあります。月1回ペースで30問くらいのテストなのですが。
ということは既にテストがあったのですね。どうでした出来は?
M.K まずい結果でした(笑)。●点です。
いや、まずまずではないですか。学校の先生の話だと、帰国生の先輩の中には最初は0点とか1点の子もいたらしいですよ。現地では英語での生活だったのだろうから、しょうがないですよ。これからどんどん覚えていってください。漢字で思い出しました。富士見丘学園には帰国生のための学習サポート室がありますよね。サポート室の日本語授業ではどんなことをやっているのですか?
R.K 漢字以外だと理科や社会ですね。
どのような勉強の仕方をしているのですか?
K.T 教科書とノートを持って行き、わからないところを教えてもらっています。
なるほど。実際の授業で何がわからなかったかを確認して、復習をしているのですね。有難いサポート体制ですね。
◆富士見丘学園の帰国生受け入れ体制◆
富士見丘は、多様な学習歴をもつ帰国生を積極的に受け入れます。
幅広い選択科目と少人数制による細やかな指導で、国内外の多様な進路を実現していきます。学習サポート室の他、様々なフォロー体制を整えています。
詳細はこちらから。
それでは話を変えましょう。皆さん、この学校を選んだ理由はずばり何ですか?
R.K 英語力をさらにアップできると思ったからです。小学5年生の途中からどの学校に行こうか考え始めたのですが、英語は大きなポイントでした。結局、この学校しか受験しませんでした。
K.T 3校程度訪問しましたが、その中で一番自由で楽しそうな学校だったからです。
M.K 私も英語です!
二人から「英語」という話が出ましたので、英語について聞いていきましょうか。富士見丘学園のどういう取り組みが良いと思ったのですか?R.Kさん、どうですか?
R.K やはりネイティブの先生の取り出し授業ですかね。
A,B,CからやらないでOKだもんね。最近はどんな授業をやっているのですか?
M.K 洪水の話を読んでいます。文章から答えを探し出したり、そこに出てくる難しい単語を勉強したりしています。
K.Tさんも「英語」はこの学校を選ぶ上でポイントになったのですか?
K.T そうですね。「英語」を活かして受験できて、入った後も英語力をキープさせてくれる学校が良いと思っていました。
そうですよね。せっかく身に着けた英語力ですものね。富士見丘学園は、英語イマージョンの授業(理科)や、TOEFL対策、CriticalThinking in English、Discussion in Englishなど授業だけ見ても充実していますよね。さらには留学制度や海外大学推薦制度も整っていますしね。皆さん、この先楽しみですね。ちなみに、富士見丘学園は、授業だけではなくe-learningを活用して英語力アップも図れるのですよね。活用していますか?
M.K はい、使っています。語彙力アップですよね。
◆富士見丘学園の中学「英語特別コース」◆
英語特別コースではレベルの高い「特別英会話」の授業が行われます。また英語特別コースの生徒のうち、総合的な英語力が特に秀でた者には英語授業の6時間のうち、4時間をネイティブ教員が全学年で取り出し授業“Integrated English”を行います。
“Science in English”をはじめ“Discussion in English”や“CriticalThinking in English”などのネイティブ教員による授業、習熟度別に行われる「英語表現」を行います。
詳細はこちらから。
◆富士見丘学園のグローバルスタディプログラム◆
6年間を通して行われる多種多様な授業や行事、留学制度。生徒たちは、毎日の学校生活のなかでごく自然に「国際的感覚」に触れ、語学力、感性を身につけていきます。大学入試のためだけの英語力を養うのではなく、将来、グローバル社会で活躍できるための「手段としての英語力」と「国際感覚」を同時に養う教育。それが富士見丘のグローバル教育です。
詳細はこちらから。
それでは英語以外のことも聞いていきましょう。R.Kさんは英語以外でお気に入りの授業はありますか?
R.K ダンスの授業が好きです。
今風ですね(笑)。M.Kさんはどうですか?
M.K 私は美術の授業が好きです。紙の上に寝転がった人の輪郭をなぞって、それを絵具で自由に塗っていく授業は楽しかったですね。
面白い授業をしていますね。先ほど聞きそびれてしまいましたが、M.Kさんはたしか美術部に入っていましたよね?
M.K そうです。美術部では今、文化祭用のイチゴの飾りを新聞紙で作っています。
ありがとうございます。それではK.Tさん。富士見丘学園はとてもきれいな学校ですが、気に入っている施設はありますか?
K.T ペントハウスです。
どんなところか教えてくれますか?
K.T 最上階の6階にあって、昼食を取ったりおしゃべりをしたりできる休憩場所です。窓からは新宿のビル群や富士山が見えます。
ありがとうございます。
入学してまだ2ヶ月ですが、早速イベントがありましたよね。5月上旬の学年合宿。楽しかったことを教えてください。
R.K 富士山科学研究所が面白かったです。富士山が噴火したらどうなりますか?など、クイズ形式で説明してくれました。
M.K 私は富士サファリパークの自由行動時間が楽しかったです。犬の館や猫の館というのがあって、動物と触れ合えて楽しかったです。
K.T カレー作りですかね。私は薪に火をつける担当でした。
皆さん、ありがとうございます。入学してすぐにこういう泊まり込みの行事があると、クラスの子と仲良くなれる良い機会ですよね。その他、近々予定されている行事はありますか?
K.T 今月は体育祭、来月は合唱コンクールとイベントが続きます。
R.K 今は体育の授業で、体育祭で発表するダンスの練習をしています。
M.K 合唱コンクールですが、「夏の思い出」という曲を練習しています。まだ夏の前なのですが(笑)。
そうですね、先取り学習ですね(笑)。皆さんの担当は何ですか。指揮者とか伴奏、歌だとソプラノかアルトですかね?
K.T 3人とも歌でアルト担当です。
いいですね。かっこいいじゃないですか。
最後になりますが、富士見丘学園を受験しようと考えている後輩たちのために、受験についてアドバイスをもらいましょう。K.Tさんはシンガポールで入試を受けたと聞いています。どんなところで受験したのですか?
K.T シンガポールの日本人会だったと思います。ここ(富士見丘学園)よりもこぢんまりとした会場でした。
筆記試験はA方式の英語エッセイ・基礎日本語作文を選択したのですよね。筆記試験は皆で一斉に始めるのですか?内容はどうでしたか?
K.T 長机1つに1人という形で、一斉に開始しました。内容は英語より日本語のほうが難しかった記憶があります。
日本語のほうに苦戦したのですね。面接はどうでしたか?
K.T 面接は1対1の形式で、あまり緊張せずに臨めました。
それは良かったですね。貴重な情報ありがとうございました。
◆富士見丘学園 海外生特別入学・編入学試験◆
富士見丘学園の海外現地入試は、例年11月に実施している。
ニューヨーク、シンガポール、ロンドン、香港、そして今年からロサンゼルスも加わり5会場で実施。 入試は以下のいずれかを選択できる。
A方式:英語エッセイ、基礎日本語作文
B方式:国語・数学(算数)・英語(中学入試は3科中2科選択/ただし英語特別コース志願者は英語を選択受験のこと)
詳細はこちらから。
R.KさんとM.Kさんは、日本で帰国生入試A方式を受験したのですよね(英語エッセイ・基礎日本語作文)。英語力を評価してくれる学校は嬉しいですよね。R.Kさん、何かアドバイスはありますか?
R.K エッセイ、作文は事前に練習するとコツがつかめてくるのでおすすめです。(過去問は学校ホームページに掲載されています。)
わかりました。ありがとうございます。では時間も遅くなってきましたので、これにて終了といたします。ご協力、ありがとうございました!