それではまず、お二人の海外経験について教えてください。
C.A 私は年長から小学3年生までタイ・バンコクで過ごし、インターナショナルスクールに通っていました。ブリティッシュ系のインターで、さまざまな国の子どもたちがいたので、生活のなかで他の国の文化や言葉を学ぶことができたのが印象深いです。
インターナショナルスクールでの勉強はどうでしたか?
C.A 挨拶くらいしか英語が話せない状態でインターに通い始めたので、慣れるまではとても大変でした。英語は学校で日々揉まれていくうちに上達していきました。
学習面で不安はありませんでしたか?
C.A インターで過ごす上で心配だったのが日本の勉強です。日本人学校や日本国内の子が習っていた、九九や漢字などを学ぶ機会がなかったのは気にしていました。基礎的な部分の積み上げが足りないと思っていたので、本格的に帰国が決まったら母が揃えてくれた問題集を使って、足りない勉強は自主的に取り組んでいました。
帰国後は公立の小学校に通ったのでしょうか?
C.A 公立の小学校に通いました。
帰国後、日本の学校の生活で何か感じたことはありましたか?
C.A 日本の教育を受けてきた子はきちんと勉強の基礎ができていると感じました。インターは、基礎を学ぶというより自らの思考力を鍛えるといった感じなので、その違いに驚きました。転入した小学校が小規模だったこともありますが、学校生活は楽しかったですね。
Y.Mさんにも聞いていきましょう。海外での暮らしはどうでしたか?
Y.M 僕も小学4年生から6年生まで、タイ・バンコクで暮らしていました。タイは日本人に人気がある国なので、いたるところに日本語の表記があってタイ語も英語も使わなくても生活できるくらいの環境でした。
通っていた学校はインターナショナルスクールですね。もしかして、C.Aさんと同じ学校でしょうか?
Y.M 同じ学校ではありませんが、系列校でした。
なるほど。インターでの勉強は大変でしたか?
Y.M 日本で英検4級を取得して渡航しました。入学する前は結構余裕だと思っていたのですが、全然想像と違いましたね。まず、周りが言っている事が理解できなくて、苦労しました。同じ学年にもう一人日本人の子がいて、その子に教えてもらいながら英語を学んでいきました。
それは大変でしたね。コロナ流行時はタイでも外出はままならない状態だったのでしょうか?
Y.M コロナが流行ったときは、やはり家にいることが多かったです。その時はまだ自分のスマートフォンを持っておらず、LINEなどのつながりもなかったため、友達と話す機会が減ってしまい寂しかったです。学校では入学後、すぐにコロナの影響でオンライン授業に切り替わりました。まだ英語がうまく使いこなせない状態だったのでコミュニケーションが難しかったです。環境は変えられないので、先生にサポートしてもらいながら英語が使いこなせるよう努力しました。
それでは次に中学入試のことを思い出してもらいましょう。C.Aさんが受験について意識したのはいつでしょうか?
C.A 受験を意識しはじめたのは小学3年生か4年生くらいの時です。本格的に塾に通い始めたのは4年生ですね。受験勉強に真剣に取り組み始めたのは5年生になってからです。
受験する学校を決めるとき、重視した点は何ですか?
C.A はじめは母が選んだ学校で気になったものがあったら、一緒に見学に行ってみる感じでした。6年生になってからは自分から行きたい学校を考えて、見学や説明会に連れて行ってもらいました。私は英語力を伸ばしたかったので、英語教育をポイントに学校を選びました。ちょうど桐蔭中等が帰国生枠の説明会を開催していて、通うなら共学が良いと考えていたこともあり実際に見学に行きました。
実際に学校を見学してみてどうでしたか?
C.A 実際通っている帰国生の先輩たちの雰囲気が感じられたのがよかったです。また、すれ違う生徒の和気あいあいとした感じが素敵だなと思い、私も通ってみたいと思いました。あと、周りに緑が多いのも気に入りましたね。
コロナ禍でしたが、学校見学はスムーズにできましたか?
C.A すぐに予約がいっぱいになってしまって大変でした。しかし、しっかり様子を見ることができますし、実際行ってみないとわからないことも多いので行ってよかったと思います。
桐蔭中等の帰国生入試は国語・算数と英語・算数がありますよね。 C.Aさんはどちらを選びましたか?
C.A 国語と算数です。
どんな対策をしましたか?
C.A 出題傾向に沿った問題集をひたすら解きました。あとは過去問ですね。
後輩たちに、受験準備のアドバイスがあればお願いします。
C.A 勉強は基礎力が大切だと思います。まずは基礎力をきちんと身に着けることが第一です。算数でいったら計算力ですね。正確かつスピーディーに解けるようになること。また、証明問題のようなものでは自分の考えを相手にわかりやすく書くために、その訓練をすること。小学校の基礎力は中学校での学習の下地になるので、そこをおろそかにしないのが大事だと思います。
素晴らしい模範的なアドバイスですね(笑)。それではY.Mさんにもお聞きしましょう。受験について意識し始めたのはどれくらいですか?
Y.M 受験について意識し始めたのは小学5年生の終わり頃です。受験勉強もそれくらいから始めました。受験勉強では帰国生用の過去問が少なく、苦労しました。
受験する学校を決める時、こだわったのはどんな点ですか?
Y.M 英語力を維持できるような、英語の授業に力を入れている学校が希望でした。あとは、算数と英語で受験できる学校ですね。初めから、候補は桐蔭学園中等教育学校一本でした。ネイティブの先生のもとで英語を本格的に学べる環境が良いなと思っていました。また自然が豊かなのもとても気に入りましたね。しかし、一時帰国の調整がつかず学校訪問ができなかったのは、少し残念でした。
桐蔭中等の帰国生入試は算数と英語でぴったりですね。
Y.M 英語には結構自信がありました。問題は算数ですね。ひたすら桐蔭中等の過去問を解いて、あとは出題されそうな問題を教科書から抜き出して挑戦していました。
後輩たちに、受験準備のアドバイスがあればお願いします。
Y.M いま海外に住んでいるのであれば、英語をたくさん学んできて欲しいなと思います。あとは僕の経験から、勉強は復習や見直しの習慣をつくると良いと思います。
◆桐蔭学園中等教育学校 帰国生入試◆
2024年度入試の情報は随時こちらで公開を予定しております。
次に、入学時のことをお聞きしましょう。実際に入学してどうでしたか?C.Aさんは日本の公立小学校に通っていましたし、言うほど心配はなかったでしょうか?
C.A 日本の学校に抵抗はありませんでしたが、入学した日に桐蔭小学校からの内進生がいることに気づいてしまって。内進生は既にみんな仲が良いじゃないですか。人間関係が出来ている子たちと打ち解けられるか不安はありました。でも、内進生の子たちが積極的に話しかけてくれて、すぐに仲良くなれました。入学当初の私の不安は全くなくなりましたね。今は内進生も新入生も分け隔てないです。
小学校からの内進生は1クラスに何人ぐらいいるのでしょうか?
C.A 9人から10人ぐらいですね。1クラス40人ほどなので20%から25%ほどでしょうか。
同じ新入生で帰国生の子はいましたか?
C.A 帰国生は私のほかに3人いました。あと帰国生ではないですが、一般受験から帰国生の英語のクラスに入る子もいます。
学習面の不安はありましたか?
C.A 勉強にはそんなに不安はありませんでしたが、今まで計画的に学習に取り組むという習慣があまりなかったので、そこはなかなか難しかったですね。課題を提出期限までに仕上げる、期末前までに学習した単元について計画的に勉強するなどに慣れるまで大変でした。でも、新しいことに取り組むのは楽しくもあるので、前向きに取り組んでいます。
中学・高校では部活動は楽しみの一つですよね。何か部活には所属していますか?
C.A 私は女子硬式テニス部に所属しています。中学校の部活動は厳しいイメージがあって少し不安でしたが、コーチや顧問の先生が厳しいながらも親身になって指導してくれるので、上達へのモチベーションが上がります。先輩も優しく、先輩と後輩の仲もいいです。今は基本の練習をコツコツ頑張っています。
Y.Mさんにもお聞きします。インターの環境から日本の私立学校に入学するということで、多かれ少なかれ不安はあったのではと思います。入学してみてどうでしたか?
Y.M 僕は小学校からの内進生がいることは知っていたのですが、入学したばかりの頃は内進生と新入生の壁を少しだけ感じていました。最初は、どうしたらあの輪のなかに入れるのかなあと考えていたこともありましたね。たまたま同じクラスに幼稚園から仲の良かった子がいて、生活していくうちに自然に輪のなかへ入っていけたというか、いつの間にか壁は感じなくなっていました。桐蔭学園は生徒が多くいろいろな人がいるので、たくさん友だちができるのが良いですね。特に、気軽に話せる先輩ができたことが嬉しかったです。
気軽に話せる先輩。大切ですね。学習面はいかがでしょう。不安なことはありましたか?
Y.M 日本語で授業を受けるということ自体久しぶりで、日本語の授業についていけるか心配でした。タイでは国語と算数は勉強していたのですが、理科と社会の基礎がまだできていなくて、その点は苦労しました。
実際、日本語の授業を受けてみてどうでしたか?
Y.M 海外ではあまり日本語の勉強をしていなかったせいもありますが、はじめは授業が日本語というのに違和感がありましたね。いまは慣れました。
なるほど。Y.Mさんは部活動には所属していますか?
Y.M 僕はバトミントン部に所属しています。日本の部活は先輩後輩の上下関係が厳しいイメージでしたが、桐蔭中等の先輩は優しいです。顧問の先生は怖いですけどね(笑)。ただ、試合に勝つために指導してくれるのでとても身になっています。
桐蔭中等は敷地が広いので練習する場所もたくさんありますよね。これからたくさん後輩もできると思います。後輩たちにも先輩として優しくしてくださいね。
次に桐蔭中等の特色ある授業について聞いていきましょう。英語は中等2年時まで取り出し授業だそうですね。C.Aさんは帰国生クラス(取り出し授業)ということで合っていますか?
C.A はい。
桐蔭中等の英語の取り出し授業はどうですか?
C.A ネイティブの先生からオールイングリッシュの授業が受けられるのが良いですね。文法の教科書は海外の学校で使用されているものを使っていて、現地のネイティブが使っている言い回しや話術など、生きた英語に触れられるのが気に入っています。
特に印象に残っているものがあれば教えてください。
C.A リーディングやライティングの授業ではナショナルジオグラフィックのテキストを使用することもあります。現代社会を生きていく上で、注視しておかなければならない社会問題や環境問題について英語で理解し、それを受けて自分はどうするのか、どう考えるか自分の意見を英語で書いて伝えるという授業が印象的でした。
Y.Mさんも帰国生のクラス(取り出し授業)ということで合っていますか?
Y.M はい。英語の授業は楽しいですね。
取り出し授業はネイティブの先生によるオールイングリッシュとお聞きしています。やはり英語の授業の方が馴染みますか?
Y.M ネイティブの先生が英語で授業をしてくれるので、とても良い環境だと思います。教科書も一切日本語の文が無い、英語を第一言語としている人が使うものを使用していて、本格的に英語が学べるのが気に入っています。ネイティブの先生は気さくで面白い人ばかりですよ。
英語でプレゼンテーションをする機会も多いですか?
Y.M 多いですね。タイでも英語でプレゼンテーションは何度も経験しているのですが、やはり緊張しますね。
◆英語の帰国生クラス◆
生活単位であるホームルームは帰国生、桐蔭学園小学校出身者と混合です。帰国生の英語の取り出し授業については2年次までとなります。その後は一般生と共に習熟度別授業で、自分のレベルに合ったクラスで授業を受けるようになります。アフタースクールでは様々な英語プログラムを用意しています。ネイティブ教員が常駐するグローバルラウンジも大いに活用してほしいと思います。
次に英語以外の普段の授業についてお聞きしていきましょう。桐蔭中等はアクティブラーニング型授業を取り入れているのが特徴です。普段、ペアワークやグループワークは多いですか?
C.A 小学校の時にも、グループワークなどをする機会はありましたが、桐蔭中等は特に積極的に授業に取り入れています。グループ発表や意見交換をすることによって、友だちの意見から自分では考えつかなかったことに気づけるのが良いですね。とても刺激になります。
授業では「ふり返りシート」というものを活用しているそうですね。どんなものなのでしょうか?
C.A 「ふり返りシート」は授業が終わった後に書きます。授業を1回受けて終わりにせず、これを書くことで今日学んだことを自分の中で整理することができます。習慣化することにより、自然に復習の習慣が身に付きますよ。
ICT環境はどうでしょう。普段の授業でもPCやタブレットを活用しているのでしょうか?
Y.M どの教科でも普通にタブレット端末を活用しています。
C.Aさんは好きな授業は何かありますか?
C.A 私は理科の地学が好きです。普通に生活していたら絶対経験できないような地学に関する体験、例えば火山に行って噴火の予兆が現れている場所の話などをしてくれるのですが、それが本当に面白くて学問に興味がわきました。授業も集中できるし問題を解くのも楽しいです。
◆「個⇒協働⇒個」で学びを深めるアクティブラーニング型授業◆
「わかったつもり」から「わかった」へ。桐蔭学園では2015年度から「アクティブラーニング型授業」を導入しています。授業がどのように行われているか、標準的な流れはこちらからご確認ください
次にY.Mさんに質問です。3年生では全員参加の海外語学研修があるのですよね。
Y.M 桐蔭中等では3年生の春休みに1週間、海外語学研修が設定されています。今年の3年生つまり一つ上の先輩たちからようやく行けるようになりました。韓国の英語関係の施設に行くと聞いています。僕たちの研修はどこになるかまだ決まっていないのですが、僕はそれが今から楽しみです。
これから海外にも気兼ねなく行けるようになりますし、楽しみですね。
◆グローバル教育◆
1週間、語学学校のドミトリーで生活し、英語の学習をはじめ、海外の文化に触れる機会を持ちます。英会話は現地の講師とのマンツーマン授業を中心に、さまざまなアクティビティを織り交ぜた多彩なプログラムを準備しています。詳しくはこちらからご確認ください
桐蔭学園は探究の授業にも力を入れていますよね。「未来への扉」とはどんなことをするのですか?
C.A 「未来への扉」とは週1回ある探究の授業です。単にものごとについて調べるだけでなく、情報の集め方やまとめ方、プレゼンテーション方法や思考力など基本的な技術を学びます。
1年生では「偉人探究」をしました。世界の偉人の中から一人を選び、その生涯や功績、まわりに与えた影響を調べます。単に偉人について調べるだけでなく、最終的に内容をまとめて、みんなの前でプレゼンテーションを行いました。2年生になってからは「社会探究」がはじまりました。今は実際の社会問題や環境問題に対して自分で問いを立て、調べた内容を基に自分の意見を述べるということをしています。桐蔭中等の探究学習は調べたことを踏まえて自分で考え、まわりと共有することで更に深めるといった感じです。3年生になると「15歳のグローバルチャレンジ」という次のステージが開始します。
Y.M 僕はもともとインターでの経験がきっかけで、貧困問題や森林伐採などの社会問題に興味がありました。なので、そういった興味のあることに取り組める「未来への扉」は最高の授業だと思います。
お二人が1年生の時に取り組んだテーマについてもう少し詳しく教えてもらえますか?
C.A 私はマリー・アントワネットをテーマに選びました。昔からフランスのお菓子や服飾文化に興味があって、いつかフランスに行きたいという夢があったので彼女について調べることにしました。マリー・アントワネットは悲劇の王妃といわれていて、すごく性格の悪い人物として描かれることもあるのですが、調べていくうちに王妃としての一面や優しい母親としての一面、素敵な一人の女性としての一面など一般的なイメージとは違う側面を知ることができました。
Y.M 僕は戦国武将の武田信玄について調べました。実際に山梨県に行くくらい信玄が好きなんです。最初は合戦の強さに憧れていましたが、調べ学習を進めていくと経済面でも手腕をふるった人物であることがわかり、更に興味がわきました。
◆探究(未来への扉)とは◆
社会では、自分で情報を整理し、体系立てて知識を組み、世界を分析して問いを立て、それを衆知の力で解決することが求められます。この基盤となる力を作るのが「探究」です。桐蔭学園中等教育学校では、1年次から5年次に週に1回「未来への扉」という科目名の探究の授業があります。詳しくはこちらからご確認ください
次にキャリア教育の一環で行っている「1分間スピーチ」について教えてください。朝のホームルームなどで決まったテーマについて一人ずつスピーチするのですよね。
C.A 1年生の時は原稿を見て話してもよかったのですが、最近は原稿なしで自分の言葉で話すようになりました。テーマが設定されていて、内容は毎回変わります。いままで話したのは「行事について」や「今年の抱負」などですね。行事などを通して感じたことをふり返り、自分の考えを簡潔にまとめて話す内容を構成します。「1分間スピーチ」をすると、自分の生活を見直したり、自分の大切にしていることに気づけたり、たくさんの発見があります。友だちのスピーチを聞いていても、きちんと言いたいことを整理できているなとか、こういう気持ちを大切にしているのだなとか、気づかされることが多いですね。
Y.M 「1分間スピーチ」は簡単そうで意外と難しくて、こういうことを話そうと考えていても、友だちと被ってしまうことがたびたびあります。また、1分間といっても、実際は20秒とか30秒しか話せなかったりしますね。スマートにスピーチをするには練習が必要です。
◆1分間スピーチ◆
朝のホームルームなどでは、学校生活の伝達事項の他に、生徒による1分間スピーチの時間があります。テーマは時々によって変わりますが、毎日1人ずつテーマに沿った話をします。テーマの例は「将来の夢」「いま一番夢中になっていること」「わたしの宝物」などです。「傾聴」と「承認」が生徒の自己肯定感を醸成しています。桐蔭のキャリア教育については詳しくはこちらからご確認ください
C.Aさんは将来について考えていることや、目指しているものはありますか?
C.A 私は医師を目指しています。なので、卒業後は医学部に進学したいと考えています。医師として働く姿を見て憧れると共に、弱った人にあたたかく寄り添える母の性格を尊敬しているので、私も将来はそんな人になりたいと思います。
素晴らしいですね。
C.A そのために、日々計画的に学習に取り組むよう心がけています。また、母から活字になれていないと問題が解けないからできるだけ慣れておくように、というアドバイスを受けて、本をたくさん読んでなるべく活字に触れるよう日々意識しています。
Y.Mさんはいかがでしょう。
Y.M 僕は英語力を活かして海外で働きたいと考えています。そのために、どこに進学するかはこれから考えていきたいです。現時点で将来の夢は2つ候補があって、一つは環境問題に関わる仕事に就くことです。そういった問題を解決するために英語力を活かして世界中を飛び回りたいです。もう一つはインターネット関係の仕事ですね。英語力を活かして世界を舞台に仕事をしてみたいと考えています。
そのためにいま頑張っていることはありますか?
Y.M 更に英語の能力を伸ばすために、英検の勉強を頑張っています。将来的にはTOEIC、TOEFLなどの試験にも挑戦していきたいです。まず目の前の目標は2年生のうちに英検準1級を取ることです。
素晴らしいですね。それでは、最後に未来の後輩たちへのメッセージをお願いします。
C.A 海外経験は、誰でもできるわけではない本当にすばらしいものだと思います。ぜひ、その体験や気持ちを大切にしてほしいです。また、両親やまわりで支えてくれる人たちへの感謝を忘れずにいてください。海外で培った英語力は将来帰国したときにきっと役に立ちます。海外にいるうちにいろんなことにチャレンジして、たくさんの経験を持ち帰ってください。
Y.M 日本に帰ってくると英語の勉強をする時間が減るので、海外にいるうちに英語は集中して勉強した方が良いです。環境を活かし、現地の人と交流を持つなど、生きた英語と触れあえる機会を自分から勝ち取っていくのが大切だと思います。
ありがとうございます。本日は長時間ありがとうございました。